『かなり』

干支に入れてよ猫

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チタンと牛タンて似てね?

どうも、坂津です。

何の音も声もしないのに、何かが聴こえたような気がすることを『空耳』って言いますよね。

あと、本当はそんなこと言ってないのに、違う言葉に聞こえたりするのも。

それになぞらえて、最近では見間違いのことを『空目』って言ったりします。

この空目ってやつ、日常的によくありますよね。

 

今朝、私この空目ってやつをやっちゃいまして。

別にそれが何か事件に繋がったとか面白い出来事になったとかじゃありません。

ただ個人的に少しツボったので、ここに書いておこうかと思いまして。

 

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上のこの画像ね。

私の空目を元に作ってみたんです。

 

チタンと牛タンって、似てません?

 

似てますよね?

 

いや、実は私、耳かきにはちょっとこだわりがありまして。

匠の技 チタン製耳かき

匠の技 チタン製耳かき

 

こんなやつを使ってるんです。

で、今朝出勤に向けて身支度をしているときに何気無く視界に入ったこの耳かきのパッケージを見て『牛タン製耳かき』と読んでしまったんですね。

もちろん耳かきが牛タンで出来ているわけが無いので、理性では「んな馬鹿な」と思えるんですけども、そう見えてしまったものは仕方ない。

 

そもそもチタンという名前はギリシャ神話のタイタン(ティーターン)に由来する、由緒正しきありがたいネーミング。

映画で有名な豪華客船のタイタイック号とか、我らがZガンダムに登場する軍事団体ティターンズも、同じ由来の仲間同士です。

 

で、そのティーターンの神々の系譜に連なる海神オケアノス(オーケアノス)から数えて4・・・いや5世代後のアルゴス王(アゲーノール)の子であるエウロパ(エウローペー)にベタ惚れしたゼウス、その間に生まれたミノス王(ミーノース)、という名前は聞いたことがあるんじゃないでしょうか。

 

クレタ島の王であるミーノースは、海と地震の神ポセイドン(ポセイドーン)から、祭事の生贄用としてめっちゃCOOLな白い美牛を貰った。

でもミーノースは、その牛があまりにもグッドルッキングなので生贄にするのが惜しくなり、別の牛をこれに仕立てて生贄にしちゃった。

んで即バレ。

激おこのポセイドンは約束を破ったミノス王に、罰として『美牛とエッチしたくなる呪い』をミノス王の奥さんであるパシパエ(パーシパエー)にかけた。

可哀相なのはパシパエ。

なんかよく分からんけど急に美牛とエッチしたい衝動が抑えられなくなってしまった。

でもいくらパシパエがソノ気になっても、牛側はそうはいきません。

だって種族が違うし。

いくら見目麗しい外見をしているとはいえ、牛です。

そこで一計を案じたパシパエは、雌牛の着ぐるみを用意します。

雌牛の着ぐるみを装備して雌牛に成りきって白い美牛を誘惑し、見事にヤることができました。

そして、このパシパエと美牛との間に生まれたのが、かの有名なミノタウロスです。

迷宮に棲む牛頭人身の化物として知名度はめちゃ高ではないでしょうか。

ちなみにこの迷宮を建造ったのはダイダロスという発明家。

蝋の翼で飛んだという、あのイカロスの父親です。

この辺の世代になると有名人が一気に増えてきますね。

 

話が逸れましたが、まぁ要するに最終的にはミノタウロスは征伐され、その舌はとても極上のタンとして美味しく食べられましたよって話です。

私の単純な空目ではなく、神話の時代からチタンと牛タンはしっかりと繋がっていたのです。

 

嘘です。