『かなり』

干支に入れてよ猫

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「~すべき」を押し付けないで

どうも、坂津です。

先週のバズがまだ尾を引いてまして、毎日毎日分不相応なPVが続いております。

で、一体どこからそんなに大勢の方が来てくださってるんだろうと不思議に思いまして、googleアナリティクスさんに聞いてみました。

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すると、バズ全盛のときと同じくtwitterからが大半でした。

一番上の「t.co」というのがtwitterからの件数です。

 

さて、私には師匠が居ます。

私にブログを始めるように勧めた人です。

インターネット世界についてまるで知識の無い私のネットリテラシーを向上させる、そのための策としてのブログ開始でした。

↓師匠についてはコチラ↓

この師匠が私のアナリティクスを見ながらこんなことを言うんです。

 

師匠「この『t.co』をクリックしたら、誰のツイートから来てるのか分かるぞ」

坂津「へ?そんなことまで分かるんですか!?」

師匠「分かるさそのくらい。ほら」

坂津「うおおおお!すげぇ!アナリティクスすげぇ!」

師匠「ほら、拡散してくれてる人をフォローしとけ」

坂津「なるほど!感謝のフォローですね!」

師匠「うお・・・『はあちゅう』のツイートからめっちゃ来てるな」

坂津「ほほう。ってフォロワー12万人!?なんじゃこりゃ!」

師匠「え?坂津おまえ・・・はあちゅう知らんの・・・?」

坂津「え?有名なんですか?」

師匠「ブログやるならそれぐらい知っとけ」

 

師匠は知ってて当然のように言いましたが、私ははあちゅうさんという方を存じません。

しかし「ブログやるなら知ってて当然」とまで言われたら勉強せざるを得ません。

私はgoogleで『はあちゅう』と入力し検索ボタンを押しました。

そして出てきた結果を見て、すぐにブラウザをそっと閉じました。

lineblog.me

 

 

坂津「めちゃくちゃ有名人やんけ!」

師匠「だからそう言っただろうが!」

 

違うんですよ師匠。

私が言いたいのはそういうことじゃないんです。

運転免許を取得したばかりの人間に「車に乗るならセバスチャン・ベッテルは知ってて当然だろ!?」と言うようなものです。

セバスチャン・ベッテル - Wikipedia

ジャンルが同じというだけで一括りにしてはいけないレベルがあります。

野球部に入部する子が全員プロ野球選手を目指すわけではないように、私がブログを運営するのは「プロブロガー」になるためではありません。

自宅でおじいちゃんと将棋を指すからと言って、それが段位取得やプロ棋士に繋がることは滅多にありません。

料理が好きだったり得意な人、みんながみんな飲食店を開業するわけでもありません。

 

坂津「師匠、残念ながら『はあちゅうさん』は私には異世界です」

師匠「志は高く持てよ!」

坂津「人気ブロガーを目指すことと志を高く持つことはイコールじゃない!」

師匠「甘いことを言うな!」

坂津「私が甘いんじゃなくて師匠がズレてるんですよ!」

 

なんか毎回こんな感じで言い合いになってプイッと疎遠になっちゃうんですよね。

まぁ何ヶ月かしたら普通に連絡取り合うんですけど。

 

しかし今回の口論でハッキリしたのは、私の「ブログに対する姿勢」が師匠に理解されていないということです。

また、師匠が私に「目指すべき」と思っているビジョンが私には分かりません。

この辺のすれ違いによって起きたことだと思います。

 

それにしても師匠の「知ってて当然」「目指すべき」みたいな物言いが気に入らない私です。

人にはそれぞれ住む世界があって、その中にそれぞれの守備範囲があります。

その守備範囲内は基本、ごくごく個人的なモノサシで構成されています。

ただあまりにもテンでバラバラだとコミュニケーションがうまくいかなくなっちゃうので「普通」とか「常識」とかいう乱暴な概念で共通部分を作ろうとします。

でもその共通部分というのはひどく不安定で、決して恒常的ではありません。

それなのに自分が思っている「普通」「常識」を鋭利に磨いてザクザク突き刺してくるというのは、些かの配慮も無い行為ではないのかと。

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師匠との付き合いもそう短いものではないので、そろそろ私の考え方も理解して欲しいものですが、まぁそれはお互いさまなのかもしれません。

師匠は師匠で私に「汲めよ」と思っているのかも。

 

 

とにかく、私はこのブログを「趣味の域」から出すつもりはありません。