『かなり』

干支に入れてよ猫

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チカゴロのオコサマ

どうも、坂津です。

通勤中の車窓より。

近所の家の前にランドセルを背負った男の子が立っていました。

そこへ同じくランドセルの女の子駆け寄り、そして男の子の手を取りました。

そのまま2人は手をつないで歩いていきます。

そして集団登校の集合場所でしょうか、少し先に子供の団体が見えました。

男の子が女の子の手を振りほどきました。

女の子は少したじろぎ、男の子の袖をちょこんと摘みました。

男の子はそれも振り払い、集団の方へ走ってしまいました。

 

なにこれ甘酸っぺぇぇぇーッッ!!!

 

どう考えたって『両思いだけど男の子の方は恥ずかしくて友達に秘密にしてる』みたいな状況じゃん!

ほんの少し「もしや兄妹?」とも思いましたが、男の子の家に女の子が迎えに来た感じだったので違うでしょう。

2人が、少なくとも『友達以上』であることはほぼ確定です。

つまり高確率で彼らはカップルというわけです。

 

てか、え?

小学生でカップルとか居んの?

 

ちょっと怖くなったのでササッと調べてみました。

すると、どうやらイマドキのお子様たちは付き合うとか当たり前らしいですね。

『告白⇒承認⇒交際開始』というステップを踏み、彼氏彼女という関係性を構築する・・・それを、小学生が。

もちろんまだ子供なので、付き合い始めたから何か特別なことをするってワケでも無いようですが、それでも一緒に映画に行ったりショッピングモールのフードコートでランチを食べたりするらしいですね。

誕生日やクリスマスなどのイベントではプレゼントを贈り合ったり、日々の他愛ない報連相をLINEでやりとりしたり。

 

今まではこういう情報に触れても「最近のお子様はおマセになっていらっしゃるようで」と思うだけでしたが、いざ自分が親の立場になってみると焦りや戸惑いの方が大きくなります。

自分が経験した子供時代とは完全に別世界である現代。

何が正解で何が禁忌なのかが理解できず、己の中にある古い判断基準、価値観に頼ってしまいがちです。

私の息子が小学生になる5年後なんて、今よりももっと異世界になっていることでしょう。

もしかしたら小学生になった息子がある日突然「お父さん、僕○○ちゃんと同棲するから」とか言い始めるかもしれません。

そんなとき、自分の中にある子供像と現実との乖離に翻弄されるのではなく、その時点での情勢と常識と公序良俗に照らして判断できる親でありたいと思っています。

 

落ち着かない・話を聞けない・マイペースな 小学生男子の育て方

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卵に関する考察

どうも、坂津です。

先日のお昼休み。

同僚が溜息混じりに言いました。

 

同僚「はぁ~・・・やっちまった・・・」

坂津「どしたの?」

同僚「昼飯さ、コンビニのパスタにしたんだよ」

坂津「ああ、さっき温めてたね」

同僚「半熟卵のカルボナーラだったんだけどさ」

坂津「おお、美味そうじゃん」

同僚「500Wで3分って書いてあったんだよ」

坂津「ふむ」

同僚「だから3分温めたんだけどさ」

坂津「おいおい、事務所のレンジ700Wだろ?」

同僚「そうなんだよぉ~!! 楽しみにしてた半熟卵が全熟卵になっちゃったんだよ~!!」

坂津「ん? ちょと待て。全熟ぜんじゅくって何?」

同僚「は? 半熟の反対は全熟だろ?」

坂津「待て待て。そんな言葉あったか?」

同僚「だってお前、完全なオートマチックは全自動だろ?」

坂津「うん」

同僚「じゃあ半分しか自動じゃなかったら?」

坂津「半自動だな」

同僚「ほら。『全』と『半』は対になってんだよ」

坂津「いや待てなんか釈然としないぞ」

同僚「じゃあお前、建物が完全に壊れたら何て言う?」

坂津「全壊だな」

同僚「じゃあ半分くらい壊れたら?」

坂津「半壊・・・だな・・・」

同僚「ほら。これでもお前は『半』の対義語は『全』じゃ無いって言うのか?」

坂津「・・・ん~・・・」

同僚「『服部半蔵』の反対は『服部全蔵』だろ?」

坂津「本当だ」

同僚「な。だから、俺の昼食は全熟卵だったんだよ」

坂津「でもさ、例えば『中』ってあるじゃん」

同僚「『大中小』の『中』か?」

坂津「そう。このとき『大』の対義語って『小』だろ?」

同僚「まぁそうなるわな」

坂津「じゃあ『中』は何なの?」

同僚「そりゃお前・・・中義語ちゅうぎごとかじゃねーの?」

坂津「何だよそれ聞いたことねーよ!」

同僚「俺だって聞いたことねーよ!」

坂津「だから無いんだよ中義語なんて。でさ、この『中』と同じなんじゃないかと思うんだ」

同僚「何が?」

坂津「『半』が」

同僚「『半』が?」

坂津「だってさ、全自動は全部自動なんだろ? んで半自動は半分。じゃあ全く自動じゃないって状態も有り得るだろ?」

同僚「無動むどうか」

坂津「そこは手動じゃねーのかとは思うけどこの際だから無動で良いよ」

同僚「つまり『半⇔全』ではなく『無⇔全』で、その間に『半』が居ると?」

坂津「そう」

同僚「じゃあ俺の昼飯は無熟卵?」

坂津「それは違うだろ。元が『半』だったんだから」

同僚「あ、そっか。じゃあ俺は何を食べたの?」

坂津「食べ物で『熟』が付くんだったら、そりゃもう『完熟』しか無くない?」

同僚「おお! なんかいきなり美味そう!!」

坂津「そうだろう。完熟卵だぞ」

同僚「なんか後にハヤシライスソースとか続きそうだな」

坂津「それ完熟トマトな」

同僚「あ・・・でもな」

坂津「どした?」

同僚「完熟ってさ、何かこう『美味さ全盛期』って感じがしない?」

坂津「する・・・!」

同僚「つまり、卵は半熟の状態が完熟なんだよ」

坂津「言葉の意味は分からんが言いたいことは分かる」

同僚「俺はさっき食った黄身の固いやつを完熟とは言いたくない」

坂津「なるほど。じゃあ・・・未熟ってことで良いのか?(ドヤァ)」

同僚「なんか上手いこと言ったみたいになってるけど、未熟ってことは、これから完熟するってことだぞ?」

坂津「あ、そっか。加熱した卵は半熟には戻らないもんな」

同僚「要するに『生卵=未熟』『半熟=完熟』とした場合、完全に火が通った卵を何と呼ぶかってことだな」

坂津「『完熟』の上だろ? もう『神熟』とか『鬼熟』とかじゃねーの?」

同僚「じゃあ例えば『神熟』とした場合、卵を表現するのは『未完神』ってことだな?」

坂津「え、それは何か違和感だね」

同僚「俺もそう思う」

坂津「『未』『完』と来たら、次はやっぱり『成』じゃね?」

同僚「未完成!?」

坂津「そう。『未熟』『完熟』『成熟』ほら、何か良い感じ」

同僚「てことは俺が昼に食った卵は『成熟卵』ってことだな?」

坂津「そうなるね」

同僚「なんか、良いものを食べたような気になってきた」

坂津「良かったじゃないか」

同僚「ありがとう!」

 

1歳児はマーライオン

どうも、坂津です。

息子がとにかく水を吐き出します。

まるでマーライオンがごとく。

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まだ喉が渇いたとか自発的に言えない1歳児ですから、保護者としては脱水を避けるためにこまめにお水をあげるんですよね。

んで、飲みたくないならストローを咥えなきゃ良いんですけど、息子はその辺が割と来るもの拒まずなウェルカム気質と言うか。

とりあえずストローをパクッと咥えてちゅうちゅうお水を汲み上げるんですよ。

でもいざ水が口腔内に入った段階で「あれ?そう言えば喉は乾いてない」って気付くんでしょうね。

そのまま飲み込むことなくお口の中に溜めちゃうんですよ。

そして「ごびばばばば?」と何か言いながら全水を吐き出してしまうんです。

何を言いたいのかはさっぱり分かりませんが、とにかく口に水を含んだまましゃべるので全水量が服をびしゃびしゃにするのは避けられません。

できることなら喉が渇いていないときはストローマグを近付けた段階で拒否して頂きたいものです。