『かなり』

干支に入れてよ猫

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全面的に私が悪い

どうも、坂津です。

そろそろ本気で子供の名前について考えようと妻と話し合いました。

 

妻「いい?まだ性別不明なんだからね?」

私「どっちもイケる名前なら問題ないね」

妻「変なのはやめてよ?本当に絶対だよ」

私「常識的な紳士である私に任せなさい」

妻「(不安しかない)」

 

当初、暫定ということで私が名付けていた勇気と書いてブレイヴは却下されてしまいました。
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姓名判断的にもかなり良いし、愛称は『イヴ』とか『レイ』とか、男でも女でもイケるし、最高だと思っていたのに。

 

しかし却下されたのは事実。

いつまでも廃案にしがみついている訳にはいきませんので、新案を出さねばなりません。

 
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私「龍と書いてドラゴンでどうかね!?」

妻「なぜそれを自信満々で発表できるの」

私「運勢も良いだろ?字面も良いだろ?」

妻「女の子には合わないんじゃないの?」

私「愛称が『ラン』だから合うんだよ!」

妻「そうかそうか却下」


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私「最後にして最高の名案ヒポグリフ!」

妻「それでヒポグリフって読むんだね…」

私「格好良さと可愛さを兼ね備えた名前」

妻「でも幻想馬だとペガサスじゃない?」

私「うっ…そ、それは確かに否めない…」

妻「さらにユニコーンかもしれないよね」

私「ぐぅ…つまりバイコーンの線もある」

妻「要するに却下だ」

 

こうして全ての案を棄却された私は腹いせに、妻の愛用のマグカップに妻の眼鏡を掛けさせ、それを妻に見立てて愚痴をこぼしました。


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私「何でもかんでも却下しやがってー!」

妻「旦那よソレは何のつもりかね?ん?」

 

気配遮断スキルで背後に潜んでいた妻に平謝りしたのは言うまでもありません。

私は夏が嫌いだ  った

どうも、坂津です。

そろそろ本格的な夏が来ますが、私は夏が嫌いです。

 

ちょっと油断するとすぐ日焼けする夏が嫌いです。

健康的に黒くなる人は良いでしょうが、私は真っ赤になってヒリヒリと痛みそのまま白く戻ってしまうので夏が嫌いです。

 

ちょっと動けば滝のような汗が出る夏が嫌いです。

そんなに汗をかかない人は良いでしょうが、汗っかきな私はすぐに衣類がぐっしょりして搾れるほどなので夏が嫌いです。

 

ミンミンとうるさいアイツらが出てくる夏が嫌いです。

玄関先で静かに裏返った奴がいきなり七転八倒するじゃないですか阿鼻叫喚の世紀末じゃないですかだから夏が嫌いです。

 

みんなこぞってレジャーに出掛ける夏が嫌いです。

冬のスキー、スノーボードよりも夏の海の方が遥かに危険ですからね見てくださいよこの死亡者数をマジで夏が嫌いです。

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冷た~い飲み物やアイスが美味しい夏が嫌いです。

暑いから冷たい物を必要以上に摂取しちゃって、気がつけばお腹を壊しているという因果から逃れられない夏が嫌いです。

 

冷房がきき過ぎて体調が悪くなる夏が嫌いです。

冬の暖房は灯油のストーブで湯を沸かしながらで湿度も保たれ快適ですが夏の冷房はエアコンしかないから夏が嫌いです。

 

でも。

 

ある日ふと、気が付きました。

 

夏って、洗濯物がめっちゃ乾くんですよね。

 

朝イチで干したら昼にはもう乾いてる。

汗かいたなって思ったらすぐ洗濯機をまわして干して、がその日のうちにできる。

 

世の中にこんな幸せなことってあるの?ってくらい、洗濯物が乾くことは良いことです。

 

あと洗った後の食器もすぐ乾く。

わざわざ拭く必要なんて無い。

ちょっと置いとけばあっと言う間に乾いちゃう。

 

世の中にこんな嬉しいことってあるの?ってくらい、洗い物が乾くのは喜ぶべきことです。

 

このことに気が付いてから、私は夏を嫌うのをやめました。

良いトコロが見つかると、嫌いだった部分に対しても『まぁ仕方ないか。洗濯物が乾くんだからこれくらいは我慢しよう』と思えるようになりました。

 

なかなか好きにはなれませんが、今はもう『嫌い』ではありません。

熱中症になってしまった

どうも、坂津です。

生まれて初めて熱中症になりました。

とは言ってもすごい軽いやつですけどね。

本当に『まさか自分が』ってやつでした。

 

まず当時の状況を整理します。

・朝10時から夕方5時まで屋外で重労働

・長袖長ズボンに田靴、麦わら帽子、マスクとゴム手袋を着用

・昼食は摂らず

・快晴、最高気温32.9℃

 

口にしたものは以下の通り。

ポカリスエット500ml

いろはす500ml

綾鷹500ml×2本

・お~いお茶500ml

・麦茶500ml

・塩タブレット1個

 

作業がひと段落し、さぁ帰ろうと上着を脱ぎました。

ぐっしょりと濡れたシャツに風が当たってすごく気持ち良かったです。

そして外したゴム手袋からはザバーッと汗が流れ出ます。

同じく田靴からもザバーッ。

どんだけ汗かいたんだよって笑いながら車に乗り込みます。

車の中はエアコンでキンキンに冷えていて極楽浄土。

 

で。

 

帰りの車中で体に異変が起き始めました。

 

感じた順番と内容は次の通り。

・軽い頭痛

・軽い吐き気

・ひどい頭痛

・生あくび

・空腹だけど食べることを考えたら吐き気

・お茶を飲んでも吐き気

・激しい頭痛

・いまにも吐きそう

 

道路は大渋滞で約2時間の道中でしたが、無限に感じました。

このとき私は、大汗をかいた後で冷房が直撃したので風邪をひいたのだろうと思っていました。

風邪ってこんな一瞬でひくものなのかとボンヤリ考えつつ、一秒でも早く帰ることを願いました。

 

元々会社に自分の車を止めて、みんなで1台の車に乗り合わせて作業に出ていたので、帰り憑く場所は会社です。

さすがに平日で丸1日席を空けていたので、そのままバイバイというわけにもいかず、机の上のメモ書きやメールをチェックします。

でも目がかすんで文字が読みにくいったらありません。

なかなかピントが合わないので苦労しました。

その間も頭痛と吐き気は治まらず、仕事を残したまましぶしぶ帰りました。

 

で。

 

帰宅後、妻に言いました。

 

私「なんか風邪ひいたっぽい。頭痛と吐き気が」

妻「旦那よ、それ熱中症じゃね?大丈夫なの?」

私「水分は摂ってたから熱中症じゃないでしょ」

妻「水分でまさかお茶とかじゃないでしょうね」

私「お茶と水が大半だけど。ポカリは1本だけ」

妻「間違い無い。梅干しを食べなさい梅干しを」

 

そう言って妻は梅干しを出してくれました。

この世に生を受けて39年と半年、あんなに美味い梅干しを食べたのは初めてでした。

それから、吐き気のせいで夕食が食べられそうもないと言った私に妻が出してくれたのは、お味噌汁と卵で作った即席のおじやでした。

別名ねこまんま

生まれてこのかた味わったことの無い超絶美味なねこまんまでした。

震える手ですくい上げ口に運ぶ匙の一杯ごとが、ゆるやかに、しかし確実に身体に沁み渡って行くのを感じました。

大袈裟で無く、マジな感覚です。

五臓六腑に沁み渡る』というのはこういうコトなんだなぁと実感しました。

 

涙が出るほど美味しい夕餉を、いつもより時間を掛けてゆっくり食べ終えたとき、もう頭痛も吐き気も無くなっていました。

結局ねこまんまをお茶碗2杯、梅干しを3個食べました。

 

私「治ったッ!梅干し&ねこまんまの奇跡だ!」

妻「え?マジで?そんな早く治るわけないけど」

私「もう全然気持ち悪くないし頭痛も無いよ?」

妻「謎は残るけど旦那の構造が単純で良かった」

私「ラブやんは名医だなぁ。マジでありがとう」

妻「いや、ちょっと考えたら普通は分かるハズ」

私「でもさっきまで完全に風邪だと思ってたし」

妻「判断ができないほど疲労困憊だったんだね」

私「自分のことを分かってるつもりになってた」

 

賢明な皆さまには今さら言うまでも無いことですが、熱中症はマジでヤバいです。

何がヤバいって、体調の変化が突然やってきます。

急変激変です。

特に作業に集中していると僅かな体調変化、予兆に全く気付きません。

私の場合は軽かったのでものすごくラッキーでしたが、もう少し体力が無かったり作業時間が長かったり気温が高かったり、何らかの要素が違っていたら、救急車のお世話になっていたかもしれません。

 

テレビなどでも頻繁に『熱中症に注意』とか言ってますが、正直なところ舐めてました。

自分には無関係だと思っていました。

これから夏本番を迎えるこの季節。

くれぐれも、本気で、熱中症にはお気をつけください。 

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