『かなり』

干支に入れてよ猫

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実家で新年の挨拶

どうも、坂津です。

周辺道路が大渋滞するお正月を外した成人の日、妻と実家に行きました。

ねこに新年のご挨拶です。

坂津家(実家)の猫は『寝子』と書いて『ねこ』という名前です。

サビ柄なので、まるまっているとどこが顔なのかどんな体勢なのかよく分かりません。

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目を開けているのか閉じているのかもよく分かりません。

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体勢が変わったらようやく顔が判別できるようになりました。

人間で言えばもう90歳くらいのばあちゃんですので、無理せずのんびり長生きして欲しいものです。

 

さて、ねこに挨拶が済んだらついでに両親にも挨拶です。

 

妻「あけましておめでとうございます」

母「まぁラブちゃん!おめでとうね!」

私「んじゃ今年もよろしくってことで」

父「今日は家に泊まっていくんだろ?」

私「なので酒とつまみを持ってきたw」

妻「私もおつまみ用意しといたから!」

 

というわけで早速酒宴の開催です。

ただ何の事前打ち合わせも無くお互いに好きなものを持ち寄った結果、なんだかテーブルがカオスなことになってしまいました。

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ホント煩雑でご覧いただくのが申し訳ないほどですが。

 

全部剥いちゃいましたがブラックタイガーのボイルと、かじりかけですがパテドカンパーニュ。

鮭の昆布巻きの中身が出てるのは寝子にあげたからです。

レタスとアボカドのサラダはアボカドだけスゴイ勢いで無くなります。

ソーセージは4人に対して残り2本を誰が食べるか牽制し合ってる途中です。

お酒を飲むと甘い物が欲しくなるということで、大学芋まで出てきました。

 

そしてお酒はシュロス・フォルラーツのスパークリング と

奮発してモエ・エ・シャンドンのロゼ。

 

このあとカップ酒(日本酒)が登場したりして本当にぐちゃぐちゃでしたが、まぁお正月なんで許してもらいましょう。

 

そしてそれぞれ良い感じに酔いもまわり、夜も更けて参りました。

 

母「私たちの場合、父ちゃんが先に死ぬじゃん?」

父「そりゃそうだろうけど言い方!ひどくない?」

 

父は母より12歳年上なのです。

 

母「そのときにね、私一人だとこの家が広すぎて」

父「今の二人暮らしでも持て余してるんだからな」

母「ねぇねぇラブちゃん、ここに住む気は無い?」

妻「そうですね、正直に申し上げて、ありません

母「ッ!?」

父「ッ!?」

私「ッ!?」

妻「あぁ、同居が嫌ってわけじゃないんですよ?」

妻「ただ立地とかその他諸々を考えるとちょっと」

妻「お義母さんとお義父さんをお迎えするお家は」

妻「こちらで用意しますので是非お越しください」

母「ッ!?」

父「ッ!?」

私「ッ!?」

妻「もちろんすぐにという話ではありませんけど」

妻「そう遠くない未来の事のつもりで話してます」

 

母が口火を切ったときには「あぁ、とうとう来たか」と思いましたが、妻の切り返しには私も驚きました。

さて、家を買うってどーゆーことなんだろう。

オラわくわくしてきたぞっ。

道具を大事に使う

どうも、坂津です。

仕事で使うにしろプライベートで使うにしろ、人間はとにかく『道具』を活用して生きています。

身の回りにある『道具』を、大切にしていますか?

 

先日ご近所のおばあちゃんちにお邪魔する機会がありました。

いや、おばあちゃんと呼ぶにはその瀟洒な佇まいに合わなさ過ぎる。

おばあ様でしょうね。

よく手入れされたお庭が印象的なおうちです。

いつもお一人でメンテナンスをされてらっしゃるので、本当にすごいなと思っていました。

 

妻と一緒にお呼ばれし、ひとしきりの歓談後、私たちはお庭に出ました。

そこで何気なく目にしたのが、おばあ様がいつも使ってらっしゃるスコップでした。

 

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「ずいぶん年季の入ったスコップですね」

「私ったら片付けもせず、恥ずかしいわ」

「お手入の途中に来ちゃってすみません」

「良いのよ。いつでも来てちょうだいね」

「それにしても、力強く刺しましたねぇ」

「私そんなに力がある方じゃないけど?」

「でもスコップが半分程土に隠れてます」

 

不思議そうな顔をするおばあ様。

特に植物を育てているでもないその場所は恐らく土が柔らかいということもないでしょう。

そこにこれだけ深々とスコップを突き立てる腕力は、そろそろ米寿を迎えようかというおばあ様からは想像できませんでした。

でも、事実としてそのスコップは目の前にあるのです。

 

「あら、まぁまぁ。本当に恥ずかしいわ」

 

おばあ様はそう言いながら、スコップに手を伸ばしました。

次の瞬間、私と妻は「あっ」と声を上げました。

スコップが、カタンと倒れたのです。

 

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「新しく替えれば良いんでしょうけどね」

 

おばあ様は苦笑い。

 

「す、すごい・・・これは徐々に短く?」

「そうよ。なんだか手に馴染んじゃって」

 

働き盛りの男性が全力で振るった農具ならいざしらず、か弱い細腕のおばあ様が庭のお手入れだけで、何年使えばこうなるんだろう。

愛着を持って大事に使ってきたんだろうなと思いました。

もちろん単純に『長く使う=大事にしている』とは言えないでしょうけど、でも大事に使っていなければ長くは使えないと思います。

 

お正月早々、とても良いものを見せて頂きました。

素材を活かす技術

どうも、坂津です。

先日こんな記事を書きました。

とは言え、何の題材も無い状態から描くというのは非常に困難かつ苦行なのです。

エントリでは干支に挑戦なんて書きましたがそもそも干支をどうやって表現するのかも決めかねておりました。

 

そんなところに、救いの手を差し伸べてくださった神様が!

 

watasinohitokoma.hateblo.jp

↑こちらのブログを運営されてらっしゃるもっち(id:mocchi_blog)さん。

 

超絶可愛らしいカッパさんを描くことで有名なあのもっちさん。

 

そんなもっちさんから

「以前から坂津さんのイラストには興味があって、ずっと機会を伺いながら拝見していたんですけど、これも何かのご縁ですし、イラストの合作なんてどうかなって思うんです。ほら、私も一応イラスト描いてるじゃないですか?だから、そういう交流もありなのかなって。あ、別に無理にってことじゃないんですけど、あくまでも『よろしければ』ということで」(妄想)

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というご提案をいただきました!

 

で、季節柄もあり雪合戦を舞台にしようということで話がまとまりました。

 

しかしいざ描こうとするとなんとも難しいんですよね、雪合戦。

動きのある絵ってなかなか描けなくて。

んで四苦八苦しながらようやく私が用意したのがコチラ。

 

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状況が全く分かりませんね。

いや、顔面に雪玉を被弾してるのは表現できてると思うんです。

が、これをどうすれば雪合戦の図になるのか私にもさっぱり分かりませんでした。

 

私は恐る恐るこの画像をもっちさんに送りました。

 

きっとこんな酷い仕打ちをされたのは初めてでしょうね。

ごめんなさいもっちさん。

 

と思っていたら!

秒で返ってきました!

すごいのが!

 

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私の謎ポーズを存分に活かした構図と躍動感あふれるカッパちゃん!

これはまさしく雪合戦!

優れた料理人はどんな素材でも美味しく調理してしまいますが、それはお絵描きでも同じだったんですね!

 

今回この件で痛感したのは『私が先攻で良かった』です。

もし私が逆の立場だったらこんな素材、使いこなせるわけがありませんので。