『かなり』

業界には色々ある

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2択

どうも、坂津です。

結論が出ました。

↑この記事の続きです。

※記事カテゴリ「加納くん」「本間さん」シリーズを読んでないと分かりにくい内容ですので悪しからず。

 

 

本間「課長、やっぱり私はこっちに残ります」

坂津「そうか。うん、本間さんならそうすると思ったよ」

本間「まこととはケンカになっちゃいましたけど」

坂津「まぁ加納くんはまだ若いからねぇ」

 

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~数日前~

 

加納「今日、異動の話があったんだろ?」

本間「うん」

加納「なんで即答しなかったの?」

本間「そりゃ誠に相談しなきゃと思ったからだよ」

加納「そっか。でも来るんでしょ?」

本間「え?」

加納「ん?」

本間「意外・・・誠なら『来るな』って言うと思ってた」

加納「なんでだよ。俺だって歩美あゆみが近くに居てくれたら嬉しいし」

本間「そっか。うん。そーね。それは私も同じ」

 

加納くんて意外に男性的な口調らしいですよ、プライベートだと。

一人称も「俺」になるし。

逆に本間さんは会社でみせるような陽気キャラじゃなく、しっとり落ち着いているそうです。

まぁ本人談なので話半分に聞いときましょう。

 

本間「でもね、私この話は断ろうと思ってるんだ」

加納「え?あんなに来たがってたじゃん・・・」

本間「あれは絶対無理だって分かってたから冗談で言ってたの」

加納「なんだよそれ、無理じゃなかったんだから来いよ!」

本間「違うよ誠。無理なんだよ」

加納「は?だって課長が手配してくれたんだろ?」

本間「だいぶ無理してね」

加納「・・・」

本間「今は私の部署にも新入社員が入ってきて、教育と通常業務を同時進行しなきゃいけないでしょ?ただでさえ大変なの。それに誠の部署だって本当は追加でもう一人抱えるなんて経費的にも相当しんどいハズよ。私の個人的な感情だけで簡単に決めて良いことじゃない。全体的に考えたら、今は時期じゃないと思う」

 

さすがに年の功と言うか、本間さんは分かってました。

そして本間さんが分かってくれるってこと、私も信じてましたよ。

良かったー。

 

加納「そんなの、皆で頑張ればどうにでもなるだろ!?」

本間「私たちの我儘でみんなに負担を掛けるのは間違ってる」

加納「じゃあ何のために俺は課長に頼んだんだよ!」

本間「やっぱり、誠がお願いしてたんだね」

加納「だって歩美が一緒に来たいって言ってたから・・・」

本間「まさか真に受けるとは思わなくて。ごめんね」

 

そう、実は私が本間さんの異動について根回ししたのは、加納くんから強い希望があってのことだったのです。

 

加納「課長だって色々動いてくれたんだから、来ればいいだろ!?」

本間「私が断るって思ってるよ、きっと」

加納「なんでそんなことが分かるんだよ!」

本間「普通に考えたら分かるでしょ!ちょっとは落ち着いてよ!」

加納「分かるかよそんなこと!」

 

どちらかが感情的になった時点で話し合いは成立しなくなり、双方が感情的になればもう破綻以外ありません。

話し合いではなく怒鳴り合いになってしまいます。

解決の糸口を探るという目的は消え去り、刹那的な吐露合戦になり、そこからは何も生まれません。

ただし、膿を出し落ち着きを取り戻すためには必要な行為なのかもしれませんけどね。

 

 

 

坂津「あ~、それで加納くん、朝から不機嫌なんだね(苦笑)」

本間「すみません・・・」

坂津「いや、本間さんが謝ることじゃないよ」

本間「それだけじゃなくて、色々動いてくださったのに・・・」

坂津「んにゃ、実は何にもしてなかったり(笑)」

本間「だと思いましたけど」

坂津「だよねー」

本間「でも、私が異動を希望したらどうするつもりだったんですか?」

坂津「そのとき考える(笑)」

本間「ひどい(笑)」

 

さてさて、あとは加納くんのメンテナンスが必要です。

本間さんみたいにお菓子でゴキゲンになってくれたら簡単なんですが。

 

坂津「加納くん」

加納「なんですか」

坂津「今日のお昼って、何か用意してる?」

加納「いえ別に」

坂津「じゃあ昼飯に付き合ってくれないか?」

加納「かまいませんけど」

坂津「気になってたお店があってね」

 

もともと加納くんは「ただ食べるだけなら何でもいいけど、せっかく外食するなら少しくらい高くても、美味しいものを食べたい」という考えを持っています。

本当はお店の開拓をしたいという欲求はあるようです。

ただ一人でお店に入れる性格をしていないので、誰かと食べに行くなら新規のお店が良いと以前に言ってました。

それに「一人でお店の開拓とかできないので、歩美先輩と行くお店を探すのが大変なんです」とも言っていました。

 

坂津「おっさん一人じゃちょっと入りにくい店でねぇ」

加納「何系ですか?」←ちょっと食いついた

坂津「創作イタリアンかな」

加納「どこらへんですか?」←割と食いついた

坂津「あそこの本屋跡地を曲がったとこ」

加納「近いですね!」←完全に食いついた

坂津「冷製パスタとか美味しそうだったよ」

加納「うわー!良いですね!」←もう逃がさない

坂津「行ってみて良かったら、本間さんと行けばいいじゃん」

加納「・・・」←やべ!地雷だったか?

坂津「ま、とにかく、お昼よろしく~」

 

加納くんとの付き合いは1年くらいですが、未だにつかみきれません。