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『かなり』

私が感じる「かなり」なことを徒然に。

誰の心にも棲んでいる黄金の魂 その内なる声こそ自由への翼

桐谷さん

どうも、坂津です。

 

「すごいじゃないか、こんな短期間でよくここまで覚えたね。もう営業出られるね。すぐにでも外回りに行けるよう、部長と社長に報告するよ。ホラ外は暑いからコレこれでも飲んで頑張って」

 

「いやです」

 

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「え?」

 

「まだ自信がありませんので、最初の予定通り研修をお願いします」

 

「でもテスト良かったよ?」

 

「それでも、最後まで坂津さんの研修を受けたいです」

 

 

 決してデレた訳ではない決してデレた訳ではない決してデレた訳ではない決してデレた訳ではない決してデレた訳ではない決してデレた訳ではない決してデレた訳ではない決してデレた訳ではないデレたのか?いや違う決してデレた訳ではない決してデレた訳ではない決してデレた訳ではない決してデレた訳ではない・・・

 

 

私の脳内で黒坂津と白坂津が交互にまくし立てます。

 

黒坂津「勘違いするなよオイ。奴は営業に出たくないだけだぜ」

白坂津「研修つって涼しい事務所でのらくらする方が楽に決まってんだろ」

黒坂津「元々営業ヤダつってたんだろ?」

白坂津「研修中なら定時で帰れるんだからな」

金坂津「黙れキサマら!」

黒・白「・・・」

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始まりはボスの無責任で無茶な一言だった。

 

自分の仕事が出来なくなること。

早く出勤しなきゃ仕事が回らなくなること。

その日の業務が終わらなくて遅くまで帰れないこと。

 

デメリットを挙げればキリが無い。

 

そう、デメリットしか無い。

 

なのに。

 

なぜこんなにも後ろ髪引かれなきゃならんのか。

 

断言しよう。

私は桐谷さんには特別な思いなど抱いていない。

よくあるラノベのような展開はもちろん、昼ドラのような展開も韓流のような展開も何も無い。

私が想いを寄せているのはあくまで霧雨さんなのだ。

桐谷さんは霧雨さんではない。

 

しかし。

 

私の中で育っているこの感情は何なのだ。

 

「研修が終わるのが寂しい」

 

確かにそんな感情が存在している。

 

はっきりと自覚できる程に、研修を続けたい私が居るのだ。

 

その私はゴールデンなボディを輝かせながら黒坂津と白坂津を一喝し、黙らせた。

 

そして私本体の口を借りて金坂津は、彼女に告げた。

 

 

 

「私も最後まで君の研修を続けたいと思っていたよ。ありがとう。では今週末まであと残り3日間、しっかり研修を続けてブログのネタになってくれたまえ」

 

 

 

「ブログの・・・?」

 

 

 

 

やぁぁぁっっっっちまったあぁぁぁぁぁぁーっ!!!

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