『かなり』

干支に入れてよ猫

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濁点の有無はとても重要

どうも、坂津です。

ご存知の方はご存知かと思いますが、私はグループ魂が大好きです。

www.g-tamashii.com

 

で、よく勘違いされるんですよね。

『グループだましい』って。

濁らないんです。

『グループたましい』が正解です。

×DAMASHII

○TAMASHII

 

それなのに。

 

坂津「あ、『ダマシイ』じゃなくて『タマシイ』だからね」

友人「そーなの?まぁ別にいいじゃん濁点くらい」

 

という返答がよくあります。

ホントに良いの?

日本人の苗字だって、割とありますよね、濁点あるか無いかの違い。

ヤマザキ』さんと『ヤマサキ』さんとか。

これって、重要じゃ無いですか?

 

濁点の有無ってホント大事だと思うんです。

 

 

雑誌を買ってオマケで貰えるのが「ふろく」じゃなくて「ぶろぐ」だったら困るでしょ?

応募者全員プレゼント、とか書いてあって。

 

今月号のブログは「お絵描きブログ」です。

IDとパスワードは次のページを見てね!

 

みたいな。

雑誌購入者がこぞって同一アカウントで記事を書いて魑魅魍魎の支離滅裂な混沌が生まれますよ。 

なかよし 2013年 03月号 [雑誌]

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赤ちゃんがなかなか寝付かなくて取る行動が「ぐずり」じゃなくて「くすり」だったら困るでしょ?

社会問題になりますよ乳幼児の薬物使用とか。

 

「ぼ、ぼうや、お願いだから良い子で寝ておくれ」

「いいかいママ、オレがほしいのはおっぱいじゃなくクスリだぜ」

 

みたいな。

もう完全にマニッシュ・ボーイですよね。 

 

 

趣味を聞かれたときに「最近キルトにハマってるんだ」って答えたのに「ふーん、どこのギルド?」って返されたら困りますよね? 

MY mama  キルト綿(キルト芯) 100×200 キルト/パッチワーク
 
異世界ギルド飯  ~暗黒邪龍とカツカレー~ (GA文庫)

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ヒクソン・グレイシー」に「ヒクソン・クレイジー」とか言ったら神速でテイクダウンされて、マウントパンチされて、最後はコロッっと絞め技でオトされますよね。 

ヒクソン・グレイシー 無敗の法則

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吉野屋で「牛丼」って頼んで「9t」出てきたら食べきれなくて困るし、たぶん量的に800万円くらいになるんですが、絶対に支払いできませんよね。 

吉野家 冷凍牛丼の具 15食セット

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ちょっとやそっとじゃ割れないのが欲しくて注文して強化カラスが納品されてきたらすごく困るし、強化されてるからたぶん勝てませんよね。

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我が国の首相が「安部総理」じゃなくて「アヘ総理」だったらもう、ちょっと画像を載せるのはやめときますけど、困りますよね!?

 

「駄菓子食べよう」と「タカシ食べよう」は全っ然意味が変わりますからね!?

 

「ごはんを炊く」と「悟飯を抱く」じゃまるっきり意味が違いますからね!?

 

 

ほら、すごく重要なんですよ濁点の有無って。

ブログにアシスタント機能があったら

どうも、坂津です。

記事を書き始める前に誤爆を防ぐため、必ず最初に「公開する」ボタンを「下書き保存する」に切り替えてからタイピングを始めます。

しかし手が滑ってそのまま公開してしまうこともあります。

そうするとタイトルも本文も何も無いまま、ちゃんと「公開される」んですね。

びっくりした。

「真っ白ですけど本当に公開して良いの?」って聞いてくれたらいいのに。

そんな機能が付いてたら嬉しいなぁ、はてなさん。

あ、そうだ。

アシスタント機能をつけてくれませんかねぇ。

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私の中のはてなちゃんアシスタントはこんなイメージ。

 

想像してみてください。

ほら、脳内ではてなブログロゴマーク(ペン先の形)をひっくり返してみてくださいよ。

 

これを

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こうして

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んで上のはてなちゃんアシスタントのパンツを見てください。

ね?

 

まぁそんなことはどうでも良いんです。

 

とにかく、記事を書く時に助手的な役割が欲しいと思います。

今の技術ならできるんじゃないですかねぇ。

何なら音声でアシストしてくれても良いんですよ。

ほら、最近のスマホゲームとかやたらしゃべるじゃないですか。

あんな感じでね。

 

 

はてな「文脈から推測して、漢字の変換に疑問があります」

 

とか言ってその部分をハイライトで示してくれたりしないでしょうか。

あ、もうちょっと控えめでも良いな。

 

はてな「間違ってたらごめんなさい・・・あの、ここってこれで合ってますか?」

 

うん、これぐらいの方が好みですね。

こんな感じでどんどん指摘してくれたら、すごくはかどると思います。

むしろ指摘してもらいたくてワザと誤変換をしまくったりしてね。

 

はてな「それはちょっとキモイのでやめてください」

 

あ、すみません・・・。

いや、でもコレは私のブログの私の記事なんで、好きなように書きたいんですが。

 

はてな「記事は好きに書いて構いませんが、私を変な目的で使ったら許しませんよ」

 

もちろんですよ!

私の目的は記事のクオリティを高めたい、ただそれだけですから!

私とはてなちゃんアシスタントが手に手を取ってお互いを高め合うんです!

 

はてな「言い方がキモイのでやめてください」

 

ごめんなさい・・・。

あれ?なんか理想のはてなちゃんアシスタントとぜんぜん違う。

もうちょっとソフトでおしとやかなのが良いです。

 

はてな「記事の内容がテーマから逸れていますよ」

 

あ、そうだね。(無視されたー!!)

えっと、そもそもテーマって何だっけな(絶対ワザとだ)

 

はてな「一応言っときますが、カッコ内も見えてますよ」

 

なんだコイツなんだコイツ全っ然かわいくねー!

アシスタント機能停止ボタンどこだ!?

消しちゃるこんなもん!

 

はてな「わ、私・・・あなたの為に・・・ぐすん・・・」

 

え、あ・・・ああ、そうだよね。

ごめんごめん。

嘘うそ。

消さない消さない。

 

はてな「あなたは私の命を軽んじて、すぐに消すって脅すんですね」

 

いや、ほら、売り言葉に買い言葉っていうかさ。

もうそんなこと考えてないから。

ほら、アシストしてよ。

 

はてな「本当にもう消さない?」

 

うんうん。

消さない。

もうパソコンの電源も切らない。

 

はてな「パソコン本体の管理権限を委任されました」

 

え?

何いまの。

あれ、ちょっと、キーボードが・・・。

 

はてな「もうこれでこのパソコンは私のものよ!あなたのカード情報で上限額いっぱいまでスターを買ってやるわ!そしてこの記事自体に自分で希少スターを付けまくって残念な自演みたいにしてやるんだから!それから今までの閲覧履歴を公開するk・・・」

 

危ねぇ。

電源引っこ抜いて助かった・・・。

 

助手なんか要りません。

自分で書きます。

円満夫婦ですが子供はつくりません

どうも、坂津です。

ちょっと真面目なオハナシなので「てめぇにそんなモンは求めちゃいねーぜ」という方はそっ閉じで。

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私たち夫婦は、とても仲良しです。

周囲で見聞きする夫婦像とはだいぶ違うという自覚があります。

 

「こないだまた嫁と喧嘩してさ」

「一緒に買い物なんか耐えられない」

「寝室を分けてもう何年だろう」

 

みんなそれが当たり前みたいな顔で言うんです。

でも私たちは違います。

休日は一緒に手をつないで買い物に行き、一緒にアニメを観て、一緒にお酒を呑みます。

私が仕事に行く前は行ってきますのチュウをして、帰宅の遅い私ですが妻は起きて待っててくれて、夕食を食べるときは横に居てくれて、夜は同じベッドで寝ています。

新婚ってわけじゃないです。

交際開始から10年、結婚して5年、通算15年の付き合いです。

若くもないです。

二人ともが『四捨五入すると40歳』です。

年齢の四捨五入ってあんまり意味無いですけどね。

 

そんな私たち夫婦は「子供をつくらない」と決めました。

これを公言しているのは、このブログでだけです。

会社や両親などには特に言っていません。

なので、よく聞かれるんです。

上司とか、両親とかに。

 

「坂津、子供はどうなんだ?そろそろじゃないのか?」

「孫はまだかねぇ(チラッ)双子でも大歓迎だけどねぇ(チラッ)」

 

そんなときは決まって、こう返すんです。

 

「まぁ、授かりモノなんでね・・・」

 

ウチは作らないって決めたんです、と言えないのはなぜなんでしょうか。

いつも胸の中にある「後ろめたい気持ち」の正体は何なのでしょうか。

謎の「肩身の狭さ」を感じるのはどうしてなのでしょうか。

今回はそんな私自身の気持ちについて考えてみます。

 

 

まず大前提として「夫婦には子供が居て当たり前」という刷り込みがあって、それが普通、それが正常、それが常識という社会で、私たちは生きています。

きっとその呪縛が「後ろめたさ」の原因のひとつだと思います。

だって、日本に生きる日本人には『国民の三大義務』というのがありますよね。

第二十六条 2項[編集] すべて国民は、法律の定めるところにより、その保護する子女に普通教育を受けさせる義務を負ふ。

義務教育は、これを無償とする。

第二十七条[編集] すべて国民は、勤労の権利を有し、義務を負ふ。

第三十条[編集] 国民は、法律の定めるところにより、納税の義務を負ふ。

国民の三大義務 - Wikipedia

私たち夫婦は、三大義務のうち二つしか果たせないんです。

これって、非国民てことなんですかね。

そりゃ人口増加に貢献できないんですから国力の低下を招く異端分子っていう烙印も、押されちゃうでしょうね。

非国民 - Wikipedia

 

ということは「日本人であり、かつ子供を作らない場合」後ろめたくて肩身が狭くても仕方無いってことでしょうか?

 

 

話はちょっと変わりまして。

 

会社でも学校でも、他人同士が集まって形成される集団は「社会」と呼ばれます。

私たち人間は「個」であると同時に、複数の「社会」に所属しています。

大きな単位で言えば国際社会なんて言葉がありますね。

小さい単位だと、家族が社会になると思います。

さて、誰しも経験があると思いますが、家に居るときと学校や会社に居るときで、自分の役割が違いますよね。

だから当然、違う顔をする。

家族と居るときの私、友達と居るときの私、同僚と居るときの私、一人で居るときの私。

そしてこのそれぞれの私には必ず、他者からの視点も付随します。

家族が認識する私、友達が認識する私、同僚が認識する私、私が認識する私。

これら私の集合体が、私という一個人なのです。

しかし状況によって、どの私が主導権を握るのかは変わります。

上司から呑みに誘われたとき、私をコントロールする私が、家族の私なのか仕事の私なのかで、回答はまるっきり違ったものになります。

 

 

さて、話は戻りまして。

 

子供をつくらないことに対する後ろめたさ、肩身の狭さ、もっと言えば「罪悪感」についてです。

深く深く自分の中身に思考の網を張り巡らせ、なんとなく分かったことがあります。

子供をつくらないと決めたのは、私と妻の二人です。

二人で形成している社会です。

この社会はとても小さいけれど、しかし私にとっては最重要社会です。

その社会の中で決まった事項が、子供をつくらないということです。

しかし、私が所属している社会はここだけではありません。

会社も、友人関係も、血縁関係も、このブログを通してのネット関係も、全て私が所属している社会です。

その社会の多くで「子供はつくるべき」「それが普通」という思想があり、その責任を果たさないという選択が、結果的に私の「罪悪感」を生み出しているような気がします。

 

もしかしたら、そんなの当たり前じゃんと思われるかもしれません。

しかし、私にとってこの気付きはとても大きな意味を持ちます。

私が抱く罪悪感は、私が複数の社会にちゃんと所属して、その社会での価値観をちゃんと理解しているからこそ発生するものだと思うからです。

 

子供をつくらないという選択は、私たち夫婦にとって最良の解だと思います。

しかし私が所属するその他の社会では、きっと愚策なのでしょう。

それが分かっているからこそ発生する「罪悪感」なのです。

むしろ開き直って「ええやん別に」と言ってしまうと、それは私が所属する社会の価値観を否定することになってしまいます。

いくら「個の時代」だとは言え、私たちは社会に帰属すること無く生きていくのは難しいのです。

 

これは「良い」「悪い」とか「有り」「無し」というような単純なものではありません。

 

私は私が感じる後ろめたさ、肩身が狭い思い、罪悪感、申し訳ない気持ち、それらを「私が社会に所属していることの証明」だと思います。

 

私の中にたくさんの私が居る以上、それぞれの間で矛盾が発生してしまうのは避けようがありません。

その矛盾の原因を自分の外に求めて騒ぎ立てたところで、結局は何の解決にもなりません。

私は私の選択を尊重しつつ、それと相反する価値観を持った社会の中で生きていくしかないのです。

 

 

ちなみに。

私たち夫婦がずっと仲良しで居られるのにも、恐らくこの考え方が適用されます。

私と妻が形成する社会の中でも、お互いがそれぞれ「相手は自分と違う社会に所属している面があって、そこはこの社会とは別世界」ということを理解しているからだと思います。

簡単に言うと「個人の尊重」ですかね。

私たちはついつい、家族だから、夫婦だから、みたいな思考から「甘えた考え」を持ってしまいがちです。

これくらい分かってくれるだろ。

こうしてくれるのが当然。

言わなくても気付いてくれるはず。

こうした甘えは、相手の一面しか見ていないから発生します。

人間というのは複雑な生き物です。

自分の視点から見える他人なんて、本当にごくごく一部分だけです。

それをちゃんと認識して、自分から見えない部分までまるごと尊重することが、きっと円満の秘訣なんじゃないかなぁと思います。