読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

『かなり』

私が感じる「かなり」なことを徒然に。

【スポンサーリンク】

あだ名を付けるときは計画的に2

どうも、坂津です。

上記のエントリで謎のままになっていた奴の正体が判明しました。

『ゾーキング』は石井くんという友人でした。

 

石井くんは中学校のときの同級生です。

彼はライオンを「百獣の王」と呼ぶことを嫌っていました。

「どう考えてもゾウの方が強い」と言い張るのです。

それなのに好きなディズニー作品はライオンキングとか抜かしやがるのです。

我々はそれを有罪とし、ゾーキングと呼ぶ実刑を申し渡したのでした。

 

 

さて、私はゾーキングの正体に辿り着いたわけですが、この調査中にとてもショックな経験をしました。

現在友好関係があろうが無かろうが、連絡先を知っている全ての友人に対して手当たり次第に『ゾーキングって知ってる?』と尋ねてみたのです。

「誰それ」

「知らんがな」

「一昨日きやがれ」

空振りの連続です。

しかしそんなことは別にどうでも良いのです。

だってゾーキングと接点が有ったかどうかも分からない相手に聞いてるんだから、知らないって言われる確率の方が高くて当たり前です。

それよりも私が最もショックだったのは、こんな言葉です。

 

坂津「急に連絡してゴメンね~坂津だけど~」

友人「は?誰だお前」

 

なんということでしょう。

こんなことってありますか。

「坂津だけど」って名乗ってるのにも関わらず「誰だお前」って。

 

坂津「やだなぁ『ギズモ』、私だよ私。坂津だよぉ」

友人「俺のことギズモって呼ぶんなら高校んときか?坂津?誰?」

坂津「ああ、そっか。『りゅうさん』だよ『りゅうさん』」

友人「・・・知らんな・・・」

クラフトレーベル・グレムリン/ギズモ

クラフトレーベル・グレムリン/ギズモ

 

 

高校時代の私のニックネームは『りゅうさん』です。

しかしそれが通じない?

 

坂津「マジで?ほら、演劇部の」

友人「ああ!『ダグオン』か!?」

坂津「それ違う」

友人「あれ?ん~・・・じゃあ、『グリーフ』か!?」

坂津「誰だよそれ」

友人「演劇部で部長やってた『グリーフ』じゃねぇの?」

坂津「ん?部長はしてたけど?」

友人「じゃあ『グリーフ』だろ?廊下の屋根を突き破った」

坂津「あ、そうそう!」

友人「夏に数学の『パトス』の車の屋根で焼肉しただろ?」

坂津「したした!ん?私『グリーフ』って呼ばれてたの?」

友人「え?知らんかったん?」

 

どういうことでしょうか。

私は私が知らないところで『グリーフ』というあだ名を付けられていたようです。

 

坂津「なんで『グリーフ』なん?」

友人「いや、理由までは知らんけど。『超ヒモ』が知ってんじゃね?」

坂津「あー、聞いてみるわ。ありがとー」

友人「あいよー」

 

もう『ゾーキング』どころの話では無くなってしまいました。

私は私がなぜ『グリーフ』なのかを聞き出さねばなりません。

 

坂津「あ、もしもし『超ヒモ』?久しぶり~」

友人「おお『グリーフ』!久しぶり!何なにどした?」

坂津「あのさ、私がなんで『グリーフ』か知りたくて」

友人「え?夏休みのやつじゃないの?」

坂津「ん?夏休みの?なに?」

友人「夜に学校のプールに集まって遊んだじゃん」

坂津「花火とかしたやつ?」

友人「それは最初のやつな。それで怒られたから花火はやめたじゃん」

坂津「そーだっけ。それ以外にもあった?」

友人「ほら、みんなで一発芸やるっつって」

坂津「・・・あーッ!!アレか!」

 

完全に思い出しました。

そうだ。

深夜の学校に集合して、なんやかんやして遊んでた。

んで花火やって、気絶するほど怒られて、もう花火は止めようってことになったんだ。

何日か後にも集まったけど、騒いだらまた怒られるから静かに遊ぶことにしたんだな。

で、一発芸大会だ。

「静かにしなきゃいけない」⇒「声出したらダメ」⇒「笑ってはいけない」みたいな感じで、一番笑ったやつが皆にジュースおごるとかそんなの。

 

そこで私は、悪戯するために持ってきてたアイテムを使って一発芸を披露することにしたんだな。

蓄光インクっていうのかな。

明るいところで光を溜めて、暗い所でしばらくボーッと光る塗料。

 

で、それをパンツの形になるように自分で下半身に塗ったんだ。

 

f:id:sakatsu_kana:20170527154937j:plain

全裸で登場した私を見たその場の全員が大爆笑。

腹筋崩壊とはこのことか、ぐらい笑ってたと思います。

 

グリーンのブリーフ。

だからグリーフ。

 

友人「今思い出しても笑えるわー」

坂津「そうかそうか、それで『グリーフ』か」

友人「誰からも直接呼ばれんかったん?」

坂津「うん。初耳だったわ~」

友人「で、何の用なん?」

坂津「あー、そうそう。『ゾーキング』って知らん?」

 

結局『超ヒモ』が全員のあだ名を覚えてて、丸く収まりました。

人にあだ名を付けるときは、自分にも変なあだ名が付けられることを覚悟しておかねばなりませんね。

【閲覧注意】身の毛もよだつ怖い話

どうも、坂津です。

年齢を重ねるごとにどんどん機会が減っているのですが、割と「あ、これって心霊体験かな?」という事象に遭遇する人生です。

社会人になってからはずいぶんとご無沙汰してたのですが、久しぶりに怖かったので書き残しておこうと思います。

 

私の耐性が落ちているだけなのかもしれませんが、過去イチで怖かったです。

 

上記のエントリとは比べ物にならない程の怖さですので、怖い話が苦手な方は決して読まないようにしてください。

 

 

 

いつものように残業をしていました。

どんどん退社していく社員たち。

 

「お疲れ様です。お先に失礼します」

「はいお疲れさま」

 

最終的に私だけが事務所に残りました。

だいたい週1~2日くらいはこんな感じです。

 

最後に事務所を出る人は、全窓全扉の戸締りを確認し、エアコンや照明などが切られているかを確認し、最終的に警備システムを起動してから帰ります。

特に戸締りですが、これを疎かにしたまま警備システムを起動しようとしても、できないんですよね。

『開いている場所があります』みたいなエラーが出て。

なので最初に戸締りを確認しとかないと、靴を履いて外に出たのにまた事務所に入って開いてる場所を施錠しに行かなきゃならないので二度手間になるんです。

 

「あ~れぇは~誰っだ~ だ~れ~だ~ 俺だぁ~♪」


炎の転校生 OP

 

事務所で一人になるとどうしてもお気に入りの歌を口ずさんでしまいます。

こうやってモチベーションを維持しながら頑張るんです。

 

で、ようやく仕事の目処が付き、そろそろ帰ろうと椅子から立ち上がったのがおよそ23時頃。

さぁ戸締りせねばなりません。

 

壁際をザーッと歩きながら窓ガラスを触ります。

鍵が開いてたら窓が動きますから、動かないことを確認しながらどんどん進みます。

よし、このフロアOK。

忘れがちなのは会議室の窓です。

でもちゃんと閉まっていました。

次によく忘れちゃうのがトイレの窓。

 

「戸締り確認のためだからね~」

 

誰が居るわけでもないですが、やっぱり女子トイレに入るときには何だか言い訳してしまう小心者の私です。

ここもOKでした。

さて、帰りましょうかね。

 

端からどんどん電気を消していき、最終的にスマホのライトを点灯してからフロアを全消灯します。

出入口に行き、スリッパを脱いで皮靴に履き替えます。

裏の勝手口から出て、さぁ警備システムの開始です。

 

ピーッピーッ。

 

エラー音。

 

『開いている場所があります』

 

「なんだよもぉ~・・・」

 

緑色に光る小さな液晶画面には、窓か扉かが開いている箇所を示す記号が表示されています。

 

【C-3】

 

「どこだよC-3ってもぉ!」

 

誰にともなく悪態をついてしまうのは遅くまで残業していたことによる妙なハイテンションのせいでしょう。

独り言を発してしまうのは、年齢のせいかもしれません。

 

私は勝手口から中に入り、靴を履き替えてスマホのライトで壁を照らします。

そこに警備システムの端末に表示される記号と、社屋の設備をイコールにしてくれる紙が貼ってあるのです。

 

「C-3・・・はぁ!?」

 

真っ暗で無人のフロアに私の素っ頓狂な声が響きます。

C-3は給湯室の窓でした。

なんでそんな場所が?

 

いえね、実はウチの会社には給湯室が2箇所ありまして。

日々使う方の給湯室はちゃんと確認したんです。

換気のために窓を開けることもある場所ですから。

でも、C-3の方の給湯室は全然使わないハズなんです。

と言うのも、ガスも水も止めてるから。

そもそも給湯室は2箇所も要らないってんで、給湯室としては使わずに、物置的に使ってる場所なんです。

段ボールとか積み上がってるし、窓を開ける方が困難な部屋です。

f:id:sakatsu_kana:20170527080807j:plain

ただ、まぁ掃除かなんかで入ることもあるし、その時に窓を開けたってことも考えられなくは無いかな。

とにかく原因は何であれ、そこを閉めないことには警備の設定ができないので帰れません。

私は派手なモーションで電気のスイッチを叩きました。

フロアの数か所の明かりがランダムに点灯し、机や椅子にぶつからずに歩けるだけの視界を得ます。

 

事務机と椅子をすり抜けて、会議室に繋がる廊下に出て、その先にある給湯室を目指します。

 

「もっぐっらぁ~の掟ぇを今から言うよ~♪」

 


土竜の唄 掟

 

ここでも歌を口ずさんでしまいます。

 

廊下の電気もつければ良かったな~と、少しだけ後悔しながら、スマホのライトで給湯室の中を照らします。

段ボール、掃除道具、何かの商品サンプルなど、雑多に置かれています。

 

そしてそれらの間を抜けたスマホの細い光が、辛うじて壁面を照らします。

やっぱり窓が開いていました。

私は積み上がった段ボールの隙間から、窓を閉めようと手を伸ばしました。

しかし届きません。

すぐ横に立てかけてあったホウキの柄を使おうと思い立ち、首を横に振りました。

 

「ッ!!!!」

 

めっちゃびっくりしました。

声を上げなかった自分を褒めてあげたい。

そしてすぐに視線を外した自分を褒めてあげたい。

何事も無かったようにホウキを掴み、柄で窓を閉めて給湯室から出て行った自分を褒めてあげたい。

 

ほっそい巨漢が居たんです。

 

積まれた段ボールの隙間、およそ30cmくらいの間にみっちり詰まってこっちを向いてる太った男が。

 

いや、みっちり詰まってるから太ってるように見えるのかな?

よく分かりませんが、絶対に「こっちが見えてることを気付かれちゃいけない」パターンです。

昔からよくあるやつです。

でもあまりに久々だったので無反応を貫き通せなかったかも。

バレてたらやだなぁ。

 

そんなことを思いながら廊下を抜け、事務所の電気を消し、勝手口まで戻ってきました。

そしてら急に耳元で声が聞こえて、すごく焦りました。

 

「ん゛~~~~ん゛~~~~~~」

 

マナーモードの携帯かとも思いましたが、明らかに声でした。

もうさっきの太った男の顔しか頭に浮かびません。

やっべぇついてきた!

でも取り乱してはいけません。

私はマイペースを取り繕って靴を履きかえ、勝手口から外に出ます。

外から施錠し、警備システムを作動させます。

 

ピーッピーッ。

 

エラー音。

 

『開いている場所があります』

 

【C-3】

 

一体何の嫌がらせでしょうか。

ホウキの柄で、とは言え私はちゃんと閉めました。

私はとりあえずその場を離れ、勝手口から反対側になる社屋の壁を外から確認しました。

さっきの給湯室の窓が、ここから見えるのです。

 

開いてました。

 

もう戻るのが嫌になって、最終手段を使います。

警備会社に電話です。

 

「ああ、すみません。なんだか警備システムが作動しないんですよ」

 

こう言うと、割と短時間で警備会社の人が来てくれるんです。

んですごく丁寧に対応してくれるんです。

10分くらいで来てくれました。

 

「すみません、開始ボタン押してもエラーが出ちゃって」

 

そりゃそうです。

C-3の窓が開いてるんですから。

でもエラー表示を見せれば、一緒に閉めについてきてくれるので。

 

「そうですか。じゃあ念の為もう一回押してみましょうか」

 

ピーッ

 

『警備を開始しました』

 

「ッ!?」

 

驚きです。

だって、さっき外から見たら開いてたんですよ?

 

「できましたね」

 

「そ、そうですね。ご迷惑をお掛けしました・・・」

 

「いえいえ。それでは」

 

去っていく警備会社の人。

とりあえずもう一回、外から窓の確認をしに行く私。

 

閉まってるー。

 

一体誰が、と考えたけどそんなの決まってますね。

あいつが開けて、閉めたに違いありません。

 

あー、もうあの給湯室に行きたくないなぁー。

やだなー。

 

f:id:sakatsu_kana:20170527080838j:plain

 

 

という作り話を、社内イベントで披露することになりました。

なぜ「坂津の怪談」なんて演目があるんだ。

今年の幹事に文句言ってやろう。

難しい決断を迫る

どうも、坂津です。

 

お姫「セクハラですッ!!」

本間「どしたどした?ん~?何があったんだいお姫」

 

社内連絡用の携帯電話(主に外出中の営業マンが社内に居る事務員に連絡を取るために使用する電話)に向かってお姫ちゃんが叫びました。

頼りになる先輩、本間さんが直ちに事情聴取です。

 

お姫「営業さんからの電話で・・・」

本間「何か言われたの?」

お姫「はずかしめの処理をしろって・・・」

本間「はずかしめっ!?」

辱 (裏少年サンデーコミックス)

辱 (裏少年サンデーコミックス)

 

  

なんだろう、すごく『勘違い』な気がする。

 

本間「ちょっとよく分からないなぁ・・・その前後は?」

お姫「A社さんに請求書を発行するように言われました」

本間「ふむふむ。それで?」

お姫「現時点までの売掛を計上すればいいですかって聞きました」

本間「ははーん。それではずかしめって言われたと」

お姫「そうなんです・・・」

 

あ、やっぱり。

 

本間「お姫、よくお聞き。それは『はずかしめ』じゃなくて『二十日締めはつかじめ』よ」

お姫「ハッ!!」

本間「すぐ営業さんに電話しなされ」

お姫「はい!」

本間「そして謝りなされ」

お姫「はい!」

コクヨ 複写簿 ノーカーボン 請求書 B6タテ 50組 3冊パック ウ-322NX3

コクヨ 複写簿 ノーカーボン 請求書 B6タテ 50組 3冊パック ウ-322NX3

 

 

 

さすが本間さん。

もうお姫ちゃんを手懐けているようです。

 

 

坂津「本間さん、お姫ちゃんはどう?」

本間「ちょっと思い込みが激しいトコありますけど、まぁ良好です」

坂津「そっかそっか。で、ちょっと時間ある?」

本間「はい?構いませんケド」

 

私は本間さんをミーティングルームに呼び出しました。

 

本間「セクハラですか?」

坂津「お望みですか?」

本間「滅相も無い」

坂津「気が合うね」

本間「で、何ですか?」

坂津「我々の移転の件だけどね」

本間「そのことでしたら、もう落ち着きましたので大丈夫ですよ」

詳細は上記の記事ですが、簡単に説明するとこんな感じです。

・私の部署が仕事場を物理的に移転する。

・私の部署に本間さんの彼氏(加納くん)がいる。

・本間さんは違う部署。

3行でいけた。

 

坂津「落ち着いたとこで掘り返して悪いんだけど、本間さんがもしどうしてもと言うのなら、配属をウチにしても構わないと思ってるんだ。社内的な根回しも一応は終わってる。遊撃課の移転と同時に異動ということも可能な状況なワケ。ただし、ウチの課はこれから独立採算ってことになるから、仕事的にはすごく厳しいものになる。もし本間さんが異動ってことになれば、その分も稼がなきゃならない。正直なトコロ、毎日残業も当たり前になるだろうし、もしかしたら休日出勤なんかも普通にあるかも。今のまま本社に居た方が仕事的には絶対に楽だし、例えば急用で休んだりしても本間さんの仕事を代わりにやってくれる人が居る。でもウチに来るなら、悪いけど誰も代わりはできない」

 

本間さんは驚いたような表情から、だんだんと考え込み、黙ってしまいました。

こんな真面目な顔は初めて見たかもしれません。

 

本間「ちょっと、考えさせてください」

坂津「もちろん。ただあまり余裕も無いんだ。明後日には答えが欲しい」

本間「分かりました」

 

坂津「加納くん、ちょっと時間ちょーだい」

加納「はい」

坂津「例の話、本間さんに振ってみたよ」

加納「そうですか。来るって言いましたか?」

坂津「考える時間をくれって」

加納「あれ?即答しなかったんですか?」

坂津「うん。まぁきっと加納くんに相談しようと思ってるんじゃないかな」

加納「そうですか。ありがとうございます」

坂津「私はどちらでも構わないから。二人で決めてね」

加納「はい」

 

さてさて。

どんな回答が返ってくるか。