どうも、坂津です。
どうしようもなく眠いときってのは、誰しもあると思います。
しかも絶対的に寝られない状況で。
そういうときは眠気の影響で判断力も鈍っていますしマトモな思考はできません。
だから『絶対に寝られない』『起きていなければならない』という
例えば学校の授業中や会社での業務中など、どんなに眠くても寝てはいけないと勘違いしてしまいます。
しかし、本当に寝てはいけない状況なんて、人生の中でそうそう遭遇するものではありません。
真冬の雪山で遭難したときとかマグロの冷凍倉庫に閉じ込められたときとか、乳幼児の面倒をみているとき、そのくらいです。
それ以外なら寝ても良いんです。
というかむしろ寝るべきなんです。
睡魔と格闘しながら受ける授業や夢うつつの状態で行う仕事なんて、しない方がマシです。
1時間でも、いや30分でも、抜け出して仮眠を取った方が後々の成果が大きく変わります。
例えば急な激しい腹痛と猛烈な便意を催した場合、授業中だろうが仕事中だろうがその場を抜けてトイレに駆け込みますよね?
便意は許されて睡魔は許されないって、それどんな道理ですか。
眠気だって立派な体調不良です。
しかも腹痛や頭痛みたいに薬を飲んでも効くか効かないか分からないなんてこともなく、寝れば改善される症状なのですから、むしろ進んで解消すべき症状です。
眠気の原因が自己都合による夜更かしだったとしても、それは今は関係ありません。
眠くて仕方ない状態で受ける授業は先生に失礼だし、ウトウトしながらする仕事はお客様に失礼です。
それよりも素直に現状を受け入れ、早急な改善を図った方がはるかに真摯な態度だとは思いませんか。
運転中だって、眠いならどこか停車して良い場所を見付けてすぐに寝るべきなんです。
そのせいで遅刻したって死にゃしませんが、眠い状態の運転は下手したら死にます。
でもこういう正しい判断が、眠いときにはできないのです。
だから、正常な判断ができる常日頃のうちから、自分自身に『眠いときは寝て良い』と言い聞かせておかなければならないのです。
みなさん、眠ければ、寝て良いんです。
良いですか?
寝て、良いんです。