『かなり』

干支に入れてよ猫

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子供には遊んでて欲しい

どうも、坂津です。

職場の近くにある飲食店で、小学生高学年くらいの子が配膳とレジをやってくれました。

コロナの影響で学校が休みなのか何なのか。

その様子を見て、なんだか胸にチクッと走るものがありました。

その子は別に嫌々仕事をやらされてるような感じもありませんし、それが当然のようにテキパキと働いていました。

しかしその姿が、私の中に眠っていた、自分自身でも無自覚だった思いを呼び起こしました。

それは『子供は労働とは無縁でいて欲しい』というもの。

もちろん、この考え方が万人に受け入れられるとは思っていません。

むしろ逆に教育として早いうちから労働を経験させておいた方が良いという考え方があるのも理解しています。

どうせ将来的には働くことになるのだし、ずっと労働と無縁の生活をしていた子供が突然社会に出て苦労するよりは、親の目と手の届く範囲内で仕事の練習をするのが合理的だと言うのも納得です。

ですが、理性的には納得できても感情的に腑に落ちないのです。

これは私が生来の性質として過保護な要素を持っているということなのでしょうか。

 

もしかしたら今回遭遇した子供が『遊び感覚で無邪気にはしゃぎながら』その場に居たら、この感じは覚えなかったのかも知れません。

ただ自覚してしまったものはもうどうしようもないので、私は自分のこの気持ちに折り合いをつけながら残りの人生を過ごすしかありません。