どうも、坂津です。
行ってきました、1歳半検診。
簡潔に表現するならば『阿鼻叫喚』でしょうか。
幼児たちの号泣と絶叫がサイレンのように鳴り響き、それがまた別の幼児に伝染し感染し更なる慟哭を誘うという悲鳴のスパイラルが渦巻く天外魔境。
我が子もその例に漏れず、獅子の咆哮がごとく大泣きしたのでした。
それは、内科検診と身長測定と歯科検診のとき。
聴診器を当てられるのがお気に召さなかった息子は、全力で先生の手を掴みぐいぐいと押し返します。
実の親でもちょっと引くくらいの剛力を誇る息子ですから、先生もやりづらかったと思います。
先生「あの、ちょ、お子さんの腕を抑えてもらってて良いですか・・・?」
ですよね~。
すんませんすんません。
両手を封じられて抵抗できなくなったらもう、息子にできるのは泣くことだけです。
そりゃ泣くわ。
ふと思ったんだけど、聴診器を当ててるときに絶叫されたら耳キーンならんのかな?
そして身長測定で計測器に寝かそうとしたらまたギャン泣き。
心細い状態で親から離れるのが怖かったのかも。
それでも暴れることなく計らせてくれたので良かった良かった。
お次は歯科検診。
息子を向かい合わせで抱っこした状態から、息子の上半身をパタンと向こう側へ倒し、先生の膝に頭を乗せるような姿勢で行います。
もうこの前段階から視界に白衣が入った時点で泣き顔の息子。
抱っこの腕を解かれて引き倒されるときにはこの世の終わりのような叫びをあげていました。
とは言え向こうもプロで、しかも息子はまだ上下の前歯が4本ずつ、計8本しか歯が生えていません。
事前の歯磨きも妻が入念に行ってくれましたので、体感10秒くらいで終わりました。
とりあえず思ったこと。
同日に検診を受ける方々を見て、お母さんと幼児の2人だけで来てる人の多いこと。
私なんて妻と2人がかりなのに汗だくのヘトヘトでぐったりだったのに、それをよく1人でこなせるもんだと感心しきりでした。
それと、大声で子供を叱ったり怒鳴ったりしてる親が居なくて良かったな、と。
スーパーとかに買い物に行くと大抵1回くらいは激おこな親に遭遇するものです。
でも今回の検診ではそういう場面に遭遇しませんでした。
子供が泣いてても大丈夫な環境だったから、親側が焦る必要が無かったというのが要因かも知れません。
そして、子供とお医者さんごっこをしてれば良かったと思いました。
おもちゃの聴診器でも、それで遊んでいれば、内科検診がもう少しスムーズに行ったのかも。
あと歯磨きの姿勢。
今は息子が立った状態でしてますが、今回の検診と同じ姿勢で毎日やってたとしたら、もしかしたらもっと安らかだったかも知れません。
今後も検診や予防接種などがありますが、その時に息子がケロッとしていられるよう、普段からお医者さんごっこをして慣らしておこうと思います。