『かなり』

干支に入れてよ猫

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知り過ぎた代償

どうも、坂津です。

私の調査によれば、人が殺されるときの理由の大半は知り過ぎたからです。

ほら、よく聞きませんか?

「お前は知り過ぎた」ってセリフ。

「知られたからには生かしちゃおけない」とか。

「世の中には知らなくて良いこともあるんだよ」とか。

要するに、私たちが手にする情報の中には、それを得ただけで死に繋がってしまう『猛毒情報』が含まれている可能性があるんです。

この毒の悪いところは、解毒剤や血清が存在しないこと。

都合の悪い部分だけ記憶を消去、または改竄する技術がまだ無い以上、どうしようもありません。

その情報を知ってしまった者を、存在ごと抹消する以外に方法が無いんです。

 

人類「探検大好き秘境も魔境もバチコイ」

地球「ワイの全てを知ろうとは小賢しい」

人類「前人未到エリアが無くなってきた」

地球「ちょ、ホンマ人類ええ加減にせえ」

人類「行かんでもGoogle Earthあったわ」

地球「やーめーてー見ーなーいーでー!」

人類「密林も深海も行きつくしたよなぁ」

地球「ひ、ひどい・・・破廉恥だよ人類」

人類「よっしゃもっかい月にでも行くか」

宇宙「おいおいマジかよこっち来るんか」

人類「とりあえず探査機飛ばしまくろう」

宇宙「なぁ地球、そろそろ限界ちゃう?」

地球「おお、ワイもそう思っとったんや」

宇地『人類よお前らは知りたがり過ぎた』

 

ということで昨今の自然災害の多さが説明できるのです。

人類は、知り過ぎたのだ。

 

地球 (小学館の図鑑NEO)

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  • 発売日: 2007/06/29
  • メディア: 大型本