『かなり』

干支に入れてよ猫

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『晴れの国』は天の川を見るのに最適か

どうも、坂津です。

梅雨ですから雨が多いのは当然なのですが、七夕の日はなぜか晴れて欲しいと思ってしまうのは日本人のDNAに刷り込まれた性質なのでしょうか。

週間天気予報によれば、2020年7月7日の岡山県岡山市は曇一時雨。

雨は降らなかったとしても雲は多いようなので、やはり天の川を望むことは難しいようです。

てか、七夕の日に天の川が見れることなんてあるの?

 

我らが岡山県は大々的なキャッチコピーとして『晴れの国おかやま』を自称しています。

なので七夕に天の川を観測できる可能性が日本一高い県ということになります。

しかし、このキャッチコピーの由来は1日の降水量が1mm以下の日が日本一多い県ということなのです。

よく考えたら『雨が降らない=晴れ』というのは少々強引な気がしませんか。

だってこの考え方だと『くもり』は『晴れ』に換算されちゃう。

ジャンケンで『あいこも勝ち』と言ってるようなモンです。

天の川は晴れていないと見れないので、実際には『あいこは負け』のジャンケンになるハズです。

 

実際、私の記憶の限りでは七夕の日に星空が見えたことなんて1~2回じゃないかしら。

まぁでも所詮は私の記憶なので信用できません。

そこで、過去30年に遡って岡山市の天気を調べてみました。

  昼(06:00-18:00) 夜(18:00-翌日06:00)
2019年 晴時々曇 晴後時々曇
2018年 曇時々雨
2017年 曇時々雨一時晴 曇一時晴
2016年 晴後薄曇 曇後時々雨
2015年 雨後時々曇 曇時々雨
2014年 雨後曇、雷を伴う
2013年 曇一時晴
2012年 曇後時々晴 曇一時晴
2011年
2010年 曇後晴 晴一時曇
2009年 雨時々曇
2008年 薄曇一時晴
2007年 曇一時雨
2006年 曇一時晴
2005年 曇時々晴一時雨、雷を伴う 曇時々晴一時雨、雷を伴う
2004年
2003年 曇一時雨後時々晴 曇後雨
2002年 晴後曇
2001年 曇時々晴 薄曇後晴
2000年 晴後薄曇 晴一時曇
1999年
1998年 薄曇 晴一時薄曇
1997年 曇時々雨 曇時々雨
1996年 曇一時雨 雨一時曇
1995年 曇一時雨
1994年 晴後一時大雨、雷を伴う 曇一時雨、雷を伴う
1993年 雨後曇
1992年 曇一時晴 曇一時晴
1991年 曇一時雨 曇一時雨
1990年 曇一時雨

『晴』と『晴一時曇』を星空が見える天気と考えた場合、30年のうち8回しか該当しません。

運が良ければ雲の隙間から星が見えるかもしれないという希望を込めて『曇一時晴』を加算したとしても11回。

つまり岡山で七夕に天の川が見られるのは3年に1度、33%の確率ということになります。

 

せめて5割を超えてくれないと『晴れの国』を名乗るのはちょっと気が引けますね。

 

晴れの国のあっぱれ団 (百合姫コミックス)
 

サムネ画像用にAmazonで『晴れの国』って検索したら出てきた・・・こんなのあるんだ。