どうも、坂津です。
ここ最近、夜の寝かしつけは私が担当していました。
腕枕でもぞもぞしながら睡魔と闘いつつ1時間ほどで寝落ちる息子はとても可愛らしく、日々の精神的疲労が癒されるのを感じます。
しかし直近の数日、まったく寝てくれなくなりました。
単純に寝たくないというわけではなく、妻に交代するとご機嫌になって寝るのです。
つまり「てめぇとのねんねはこれまでだ」と宣告されたようなもの。
寂しい。
お父さん超さみしい。
いや、でもそりゃね、分かりますよ。
私が仕事してる間も日がな一日ずーっとお母さんと2人きりはワケだし。
育児業界には『パパ見知り』なんて言葉もあるようですし。
あ、でもさすがに1歳半でパパ見知りは無いか・・・?
ともあれ、私が寝かしつけをしたいという気持ちよりも、息子が快適に安眠できることのほうが優先されるのは当たり前のことですので、ここは無理せず妻にお願いするのが皆がハッピーですよね。
さっきまで私の腕の中でギャン泣きしていた息子が、妻と仲良くキャッキャウフフしているのがベニーモニタの画面越しに見えます。
泣いてなんかいないぜ。
洗い物してるときに飛んだ食器洗剤の泡が目にしみただけ。
ネットで色々と調べてみましたが、結局のところ行きつく答えは『個人差』と『その時期が過ぎるまで忍耐』でした。
そりゃそうだ。
やっぱり子育てって、子供に対してどうこうという技術的なものよりも、親側の『心の持ち様』の方が重要な気がします。
私は息子が一緒に寝てくれなくなってめっちゃ悲しいし寂しいけど、それはつまり息子に拒絶されていると、私が認識しているから。
でも実際には息子に『お父さんを拒絶している』という明確な意思があるわけではなく、成長の過程で生じる精神的な揺らぎによる一過性の癇癪であると解釈すれば、それはむしろ子供の成長を喜ぶことに繋がります。
お風呂上がりの牛乳を増やしてみようか?
歯磨きナップをやめて歯ブラシにしようか?
着替え中に見せる動画の種類を変更しようか?
なんて諸々考えてみましたが、やめました。
たぶん思考錯誤してるうちにどこかのタイミングでピタッとぐずりが解消されて、たまたまそのときに試してた行動が『効果があった』と誤認識されるだけなんです。
無駄に足掻かず、心を平らかにして時を待つのが吉なのでしょう。