どうも、坂津です。
我らが岡山を代表するイベントに、おかやま桃太郎まつりというものがあります。
そのお祭りの中でもメインとなるのが『うらじゃ』と呼ばれる、踊りと化粧の催事です。
YOSAKOIに似た感じのイベントと言えば分かりやすいでしょうか。
友人同士、企業、学校、町内会などのコミュニティがチームとなり、個性豊かなオリジナル衣装と化粧に身を包んで楽曲に合わせ乱舞する、そんな催しです。
それが、新型コロナウィルスの影響で中止になりました。
イベントの開催は8月23日の予定でしたので、こんなに早く中止を決めなくても、その頃には収束している可能性もあったのに・・・と一瞬考えましたが、それは浅慮でした。
この『うらじゃ』は、分かりやすく表現するならば『ダンスコンテスト』という側面も持っています。
なので出場チームの面々は、それはそれは早くから衣装作りや楽曲選定、振り付け、練習に精を出すのです。
しかし今はこの有様。
三密を避けながら『うらじゃ』の準備をするのは非常に困難です。
つまりお祭りの実行委員会は、中途半端に開催の希望にすがるのではなく、参加予定者の、ひいては市民県民全体の安全を考えての中止を決定したのです。
東北の三大祭と言われる『仙台七夕まつり』『青森ねぶた祭』『秋田竿燈まつり』も中止を決定したそうです。
ブラジルでの蝶の羽ばたきがテキサスでトルネードを引き起こす、と言えば大袈裟に聞こえるでしょうが、今回のコロナ蔓延は蝶の羽ばたきどころではありません。
予想も出来ない規模の影響が時と場所を越えて襲ってくるでしょう。
そのとき、慌てないのは難しいと思います。
だからせめて、自暴自棄になって希望を探さないことだけはすまいと思います。