『かなり』

干支に入れてよ猫

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心はいつもスタンバイ

どうも、坂津です。

ギリギリうっすら夕日の明るさが残っている程度の時間、夕方とも夜とも呼びづらいこのタイミングで、息子のご機嫌が悪くなります。

いつもなら喜々として視聴する『パプリカ~米津玄師バージョン~』も、食い入るように見入る『花さかニャンコ』も、乗り乗りで画面に向かう『ジューキーズこうじちゅう!』も、この時間になると全く歯が立ちません。

「あ゛あ゛あ゛~~~~っ」と泣き声を上げながら家中を駆け回ります。

妻と二人がかりで全力接客をすることでどうにか気を紛らわし笑顔を取り戻すことができますが、しかしそれではお風呂や就寝の準備ができません。

床に散在するおもちゃや絵本たちも片付けたいところですが、収納しようとすると「あ゛あ゛~!」と警報が鳴り響きます。

どうすれば泣き止むのか、何が原因で不機嫌なのか、さっぱり分かりません。

恐らく息子本人にも理由は不明で、きっと「こうして欲しい」とか「あれがしたい」なんて欲求も無いんだと思います。

ただただ不快感が湧いてきて、不愉快な気分が進行して、正体不明のもやもやと戦っているんだと思います。

つまり打つ手無し。

なのでこちらとしても息子のイライラを正面から受け止めず、人の身ではどうしようもない風雨のようなものとして捉えるしかありません。

ほら、子供は風の子と言いますし。

そしてまた、成長と共に息子の行動も、まるで風向きが変わるように変化していくでしょう。

そのときに、その風を受けて転倒してしまうのではなく、しっかり帆に受けて推進力に変えられるよう、気持ちの準備をしておきたいものです。