どうも、坂津です。
新型コロナウィルスの蔓延を受け、企業各社がリモートワークや時短営業などの対策を実施しています。
緊急事態宣言が出された今、その動きはさらに加速していくでしょう。
しかし、苦渋の決断で在宅勤務や就業時間の圧縮などを半強制的に実行し、なおかつそれでも普通に仕事が回ることが判明しちゃった、それはそれで大変な気がします。
緊急事態の渦中である今なら、それはプラスに働くでしょう。
しかし、これが一旦落ち着いたときが大変です。
企業各社がこう考えたりしたら。
「なんだ、従業員が在宅でも会社は普通に回るじゃん」
もし仮に事態が収まってからも、リモートワークを推進し継続する企業が増えてしまったら。
通勤に利用されていた電車やバスなどの交通機関の収入は減ります。
また通勤前の買い物で利用するコンビニ、またオフィス街のランチ、退社後のちょっと一杯などが主要売上である飲食店などは大きなダメージを受けるでしょう。
「おいおい勤務時間が半分になっても成果は同じかよ」
従業員を休ませても大きな影響が出ないと知った企業は、すぐに人員削減に走るでしょう。
そうなると雇用は減り、求人倍率は低迷し、失業率はウナギ昇りになります。
今回の新型コロナ騒動が終息したとしても、その後に情勢がガラッと変わってしまえば、元の状態に戻れる保証は無いのです。