どうも、坂津です。
3月も半ばを過ぎたというのに急に寒さがぶり返してきて驚きます。
まさか桜を愛でながらフロントガラスの氷を削ることになろうとは。
でも日中はともすれば少し汗ばむくらいに気温が上がり暖かいです。
昼間であればお花見をするのにちょうど良い気候と言えるでしょう。
さて、しかしてそのお花見。
パンでミックしちゃってるコロナの影響で自粛ムードがムンムンしてる状況の中、果たして例年の規模で開催されるものでしょうか?
もしかして『今年はやめとこ勢』が大半で、いつもなら花見客が多過ぎて諦めている桜の名所を堪能するチャンスが到来するのでは?
よろしい、ならばお花見だ。
やると決めたら周到な準備で臨みたい私は、まだ日程も決まっていないうちから現地で食べるお弁当について色々と考え始めました。
コンビニやスーパーで買うよりは自作のお弁当の方が良いと思いつつ、せっかく外で食べるなら美味しいものをと思ってしまいます。
じゃあちょっと本格的なお花見弁当とかオードブルみたいなやつを購入すれば良いではないかと思い至り、お店を検索してみました。
まもなく、持ち帰りもやってる美味しそうな中華料理店が見つかり、今年のお花見料理担当はこの店だと私が勝手に決めつけました。
しかしいくらネットの評判が良かろうが写真が美味しそうだろうが、実際に食べてみたら口に合わないなんてことはよくある事です。
より完璧なお花見を実行するためには入念な事前調査、つまり、このお店の料理を実食することが不可欠であると、私は考えました。
そこで早速WEBページから持ち帰りの惣菜を物色し、目移りした結果、味見と表現するにはちょっと多過ぎる量の注文をしました。
それから数時間が経過して。
ちゃんとWEBページからオーダーしたハズなのに待てど暮らせど『ご注文を承りました』の連絡が返って来ないではありませんか。
私は心配になってきたので、きちんとホームページからの注文が通っているのかどうか直接お店に電話して確認することにしました。
店「すみません・・・実はコロナの影響で最近まったくお客様が店に来ず、開店休業状態でして・・・このまま赤字が続くと店の存続も危ない状態で・・・ですので今は臨時閉店ということにさせてもらってるんです・・・」
私はなんとも言えず、そして不意に口を衝いた「お大事に」という謎の言葉を店主さんに掛けて電話を切りました。
ニュースではちらほら聞いていた飲食店関係への影響が、まさかこんな身近でも起きていたなんて。
なんだか気持ちがしょぼぼんとしてしまい、お花見も自粛しなきゃいけない気分になりました。