どうも、坂津です。
もうじき1歳になる息子がここ最近ハマっている歌があります。
それは『
正しくは『
歌詞はこんな内容です。
【元歌詞】
Patty cake, patty cake, baker's man
Bake me a cake as fast as you can
Pat it and roll it and mark it with a "B"
And put it in the oven for baby and me
【和訳】
ケーキを叩け ケーキを叩け パン屋の男
お前が実現可能な最高速度でケーキを焼け
叩いて巻いて『B』というマークを付けて
オーブンで焼くのだ、我と赤ん坊のために
1行目と2行目の最後が『
韻を踏んでいるというやつで、しかも赤ちゃんが好きな音です。
短い音(2~3音)で最後が『ん』で終わる言葉や、子音が『い』の長音は赤ちゃんに好まれるようです。
アンパンマンが好かれるのも、『アン』『パン』『マン』という『ん』で終わる2音を3つも繋げているからでしょう。
さて、この『
『アルプス一万尺』とか『お弁当箱のうた』なんかと同じく、歌いながら歌詞に合わせた身振り手振りを行うのです。
で、その動きなのですが、我が家で毎日2度の上映が行われるDVDには1人用の演舞版と、2人1組になって行う組手版が収録されています。
私が気になるのは2人でやる組手版の方の『pat it(それを叩け)』の部分。
お互いに向き合った子供同士が相手の体をペチペチと叩き合うのです。
もちろん緩やかに手心を加えたソフトタッチが原則なのは言うまでもありませんが、映像として見ている分には結構本気でバシバシ叩き合っているように見えます。
これ、手加減を知らない子供が動作だけ真似をしたら結構な破壊力になりそうです。
今までは息子ができるようになった動作(立つ、歩く、拍手や万歳など)は全て賞賛の対象でした。
本人からしてみれば何をしても喜ばれ褒められる環境。
しかし出来ることが増えると、今度はその中に『できるけどしちゃいけないこと』が含まれるようになってきます。
人を叩いてはいけません。
これを触ってはいけません。
あそこに入ってはいけません。
本来なら可能な能力の解放を抑制せねばならない状況というのは想像以上にストレスです。
しかし私はこれから、息子に多くの『我慢』を教えていかねばならなくなります。
ちょっと想像しただけでも大変そう。
『出来ないことを出来るように教える』ことよりも『出来ることを自制するように教える』ことの方が難しいんじゃないかと。

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