『かなり』

干支に入れてよ猫

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加齢

どうも、坂津です。

体調的にも精神的にも特に大きな不調もなく無事に40歳を終えました。

厄年だということでこっそりビクビクしていましたが、お払いのお陰で難を逃れたと思い込んでいます。

とは言え、やはり身体能力や体力の衰えは日々実感するもので。

頻度の高くない運動(例えば懸垂や腕立て伏せなど意図的にやろうとしなければ日常の中でやることのない動き)に関しては、直近でやったのが何年も前という状態です。

なので脳内では「まぁ軽く数回はできるでしょ」と甘く考えてしまいます。

しかし、いざやってみると信じられ無い結果を突き付けられるのです。

 

■階段

エレベーターを待つ時間が惜しくて何の気なしに階段を使いました。

事務所は5階。

2階を通過し、慢心が生まれます。

3階を通過し、懸念が生まれます。

4階に辿り着き、後悔を抱きます。

5階の廊下で暫く呼吸を整えます。

昔ならたかが5階程度、何往復だってできたのになぁ・・・。

 

■荷物

350ml缶が24本入ったケースを運搬しました。

酒屋さん、コンビニ、ドラッグストアで働いたときには、このケースを運ぶのは日常茶飯事でした。

なので重ねて4ケースくらいは楽勝で持ててたし、縦にしたケースを片手で掴んで運ぶことも余裕でした。

しかし、それは20代の頃の昔話。

握力ってそんなに衰えるのかよ。

 

■柔軟

荷物で両手がふさがっているとき、ついつい足で色々な作業をやってしまいます。

あまり複雑なことはできませんが、物を移動させるなどの単純作業なら可能です。

しかしそれはもちろん、足が届く範囲でのお話。

寝てしまった息子を抱っこしたまま、部屋の照明を消そうと試みました。

壁面の照明スイッチを軽く押すだけの簡単なお仕事。

が、問題はその高さ。

自慢じゃありませんが若い頃はY字バランスとかできてたんですよ私。

それが今じゃ完全に『卜』です。

体ってこんなに固くなるんだねぇ。

 

まだ0歳の息子は、今まで出来なかったことがどんどん出来るようになる時期。

どっこい私は逆に出来てたことがどんどん出来なくなるのを痛感していく時期。

なんかこう、勝手な解釈ですが、私的には『譲渡してる感』があるんですよね。

これまで私が培ってきた能力や技術を息子に受け渡していってる感じなんです。

こういう風に考えると、なんだか歳を取るのも悪くないって思えるんですよね。

 

カレーライスのうた

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