どうも、坂津です。
今週のお題「好きな漫画」
これはね、オタクに触らせちゃいけないテーマですよ。
推し作品についてなんて何時間でも語り続けることができますからね。
だけどオタクが愛と激情に任せて怒涛の語りを始めたら一般人は満場一致で引くこと請け合いです。
しかもただ引くだけならまだしも、オタクが早口で熱く語った作品にマイナスイメージを持ってしまう可能性だってあるのです。
つまりオタクは一生懸命に推し作品の良さをアピールすればするほど、逆に作品への評価を貶めることになってしまうという悲しい矛盾があるのです。
ですからオタクはオタクの全霊をもって推し作品を語ってはいけないのです。
ごく限られた、推し語りが許される界隈の中でしか、布教活動を行ってはなりません。
しかし自分が愛する作品をまだ知らぬ
そんな焦燥に駆られ逸る気持ちを抑えきれないオタクが多いのも否めない事実。
なので、最低限これだけは気をつけてというポイントを挙げときますので重度のオタクの皆さまは是非ご活用ください。
■ゆっくりしゃべる
オタクが持つ作品の知識は膨大な情報量であり、またそれを伝えたい欲求も絶大な熱量です。
それを限られた時間内で出力しようとすれば、当然ながらめっちゃ早口で語ることになってしまいます。
しかしそれだと、聞く相手にも同じだけの情熱を持って耳を傾け、記憶し、理解してもらわねばならないことになります。
正直一般人にソレはかなり厳しい条件です。
特に興味が無いものについて熱心に推されることほどしんどいことはありません。
なのでオタクは、自分が布教したいものについて語る時こそ『ゆっくりしゃべる』ことを心掛けねばなりません。
言いたいことがたくさんあるのは良く分かりますが、とにかく要点をまとめて手短に推すのが良いでしょう。
■専門用語を使わない
作品の世界観を説明するためには、その作品オリジナルの用語が必要不可欠になります。
しかしそうなると、まずその用語の意味から説明せねばならなくなり、結果的に情報量の多い推しスピーチになってしまいます。
「ガンダムって、地球連邦とジオン公国が戦争するんだけど、あ、ジオン公国っていうのはスペースコロニー国家で、あ、スペースコロニーって言うのは・・・」
みたいな説明のための説明が連鎖的に続いたりすると、聞く側はうんざりしてしまいます。
作品の推しポイント以外の部分は断腸の思いでバッサリと割愛してしまいましょう。
詳細な解説は相手が興味を持ってくれたと確信したときで構いません。
■知ってる者同士で会話を弾ませない
一対一での会話じゃ無い場合、推したい側が複数人になるケースもあります。
そんなときに注意しなきゃならないのは『推し側による愛のエスカレート』です。
布教の為の解説をしているにも関わらず、その作品を好きなもの同士というときめきシチュエーションのお陰でつい興が乗ってマニアックな方向に話が盛り上がっちゃって、本来なら興味を持って欲しい一般人が置いてけぼり状態になってはいけません。
『あのシーン』とか『例のやつ』とか、分かる人にだけ通じる表現が出てきた時点で聞いてる側は冷めてしまうもの。
同担同士の熱い語り会いはまた別の機会まで我慢し、ここは冷静になりましょう。
さて、私の好きな漫画は『寄生獣』です。
面白いので読んでください。
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