『かなり』

干支に入れてよ猫

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必死に伝えれば理解してもらえる

どうも、坂津です。

久々に海外出張だった私。

上記事でお分かりだとは思いますが、フィリピンに行ってました。

で、フィリピンは現地語のタガログ語とは別に、英語が公用語になっています。

なのでコンビニでもスーパーでもタクシーでもホテルでも、とにかく英語での意思疎通が必要になる環境でした。

 

そもそも。

英語なんてさっぱり話せない私。

中学校の授業で初めて触れた英語という言語。

日本語の中には元々カタカナ語がたくさん含まれていますから、割と身近に感じていた英語。

それなのに、中学校の英語の授業ではその身近さが勘違いだったことを痛感させられました。

『挟む』ことを『サンドする』とは言わない。

『アンケート』は英語じゃない。

『アイス』は氷菓じゃなくてただの氷。

などなど。

当時の私にとって英語は、身近だと思っていた奴が急に正体不明の難解な存在に変わってしまった感でいっぱいだったのです。

 

それからはもう食わず嫌いが先に立ってしまい、自ら学ぼうなどという姿勢は皆無でした。

授業中も漫画を読んだり描いたりして教科書は新品のままでしたし、高校に行っても英語に対する態度は変わりませんでした。

それどころか高校の英語の先生にホモ疑惑(というか確信)があったので、より一層英語から距離を置くことになってしまいました。

こうして『日本人なんだから日本語だけできりゃ良いんだよ』という旧世代のカビ臭い思考に囚われてきた私の半生。

しかも日本語だって満足に使いこなせてないし。

 

そんな私が英語で会話など、出来るハズがありません。

でもまぁ出張で行くときは必ずアテンドしてくれる人や通訳できる現地コーディネーターがいるので、私が直接英語で会話する必要なんて無い・・・と思っていたのです。

しかし、私は初日にやらかしてしまいました。

部屋のカードキーを部屋内に置いたままドアを閉めてしまうという、いわゆる『インキー』ってやつ。

もうホテルに帰っているのでアテンドもコーディネーターも居ません。

私は自分一人でフロントへ行き、状況を説明して部屋を開けてもらわねばならないのです。

 

実はこれ、普通に『インキー』で伝わるらしいです。

しかし私はそれを和製英語の伝わらないやつだと勘違いしてしまい、有りもしない英語知識をフル動員してどうにか説明しようと試みました。

まず私は私の部屋のドアを開けたいのだということを伝えなければなりません。

 

「アイ ウォント オープン ドア オブ マイ ルーム」

 

最初に怪訝な顔をしていたフロントスタッフですが、どうにか理解してくれました。

身振り手振りを交えながら親切に説明をしてくれていますが、それは「ドアノブの上にセンサーがあるから、そこにカードキーを触れさせなさい」的なことを言っているようです。

あー、そっかそっか。

そっちの意味で解釈しちゃったか。

そりゃそうだよね。

「私は私の部屋のドアを開けたい」としか言ってないもんね。

解錠の方法を説明しても不思議じゃ無いよね。

ということで、私はそうやって一度部屋に入ったのだけれども、鍵を残して出てきてしまったということを表現せねばなりません。

 

「アイ ワズ エンター マイ ルーム。アフター アイ ゴー アウト。バット カードキー イズ インサイド

 

たどたどしいカタカナ発音で大変に申し訳なったのですが、相手が親身になって理解しようとしてくれればギリギリ伝わるようです。

フロントスタッフは「ドア ロック?」と聞いてきました。

やっと伝わったと感動した私はこくんこくんと頷きながら返事をします。

 

「イエス!イエース! マイ ルーム イズ ロック! ウィー ウィル ロック ユー!」

 

スタッフは苦笑いの表情で左右に首を振りながら、新規にカードキーを発行してくれました。

私は見事にこの単独任務を果たすことができました。

 

よし。

息子には必ず英会話を習わせよう。