どうも、坂津です。
随分な大声を出せるようになった息子が、まるでサイレンのように「あ゛あ゛~~~~!」と叫ぶようになりました。
甲子園の試合でも始まりそうな勢いです。
これは一緒に遊んでいるときではなく、ちょっと息子を置いて距離を取ったときに発せられます。
つまり「ねぇどこ行くの!?僕を放ってどこいくの!?ねぇったらねぇ!!」という意思表示なのだと思われます。
自我の発達に伴う意思の表現、要するに成長の証。
とてもとても喜ばしい・・・のですが、休日の私ならまだしも、平日ずーっと一緒に居る妻にとっては四六時中べったりというわけにもいきません。
ですから、ある程度の一人遊びには慣れてもらわなければなりません。
と思っておもちゃを手渡したり人形を噛ませてみたりするのですが、長くて1分くらいしかもちません。
すぐにこちらを振り返り「見て!ねぇ見て!ほら僕こんなことできる!」と言いたげな表情で目を輝かせます。
それに対して「すごいねぇ」と言うとニコォと笑って満足げに元の位置へ戻って遊びます。
また数十秒ほどしてグルッと振り返り「見てる?ちゃんと見てる?見てるよね!?」という目でこちらを見つめます。
そのとき離れた位置に居たり、姿が見えなかったりするとまたサイレンが鳴り響きます。
それでもしばらく放置しているとだんだん不機嫌になります。
しかし、そんな不機嫌を一瞬にして取り払い息子を笑顔にする必殺技を、私は身につけました。
まず特殊なポーズが必要です。
ポーズと言っても右手だけ。
親指、中指、薬指の三本を使って物をつまむように指の腹をくっつけ、人差し指と小指はピンと伸ばして上を向かせるような格好にします。
そして中指と薬指は揃えて一心同体とし、親指との距離を離したりくっつけたりしながら「わんっ!わんわん!」と発声します。
つまりこういうことです。
これを息子の顔の前でやると、めっちゃご機嫌になります。
たまに親指と中指で息子の鼻を挟んで「かぷっ」というのも混ぜます。
超絶ゴキゲンになります。
私「あー、笑ってくれて良かった」
妻「あやしてくれてありがとうね」
私「この子は本当に犬が好きだね」
妻「ん、でもそれキツネだけどな」
私「ホンマや!(ホンマやぁ!)」