どうも、坂津です。
息子を寝かしつけたあと、妻とワインをかっくらいつつ映画を楽しむのです。
あ、今の言い方だと『妻をかっくらい、なおかつワインもかっくらいながら映画を観る』という意味にも受け取れますね。
日本語の難しいところです。
誤解の無いように表現せねばなりません。
私は妻と一緒に、映画とワインを楽しみました。
あれ?
これだと『映画とワインを楽しみつつ、同時に妻のことも楽しんだ』という意味にも受け取れますよね。
違います違います。
私と妻が二人で一緒に映画を観ながらワインを飲んだ、ということが言いたいのです。
いやいや、ワインを飲みながら映画を観た・・・んん~。
事実を誤謬無く伝えるための表現というのは本当に難しいものです。
特に日本語は『このようにも受け取れる』という別ルート解釈が多く存在するように思います。
例えば。
『黒い首輪をつけた大きな犬』
という表現では『黒い』が『首輪』にも『首輪をつけた大きな犬』にも適用される可能性があります。
つまり『黒い首輪』をつけた『大きな犬』なのか、『何色かは不明だが』首輪をつけた『黒く大きな犬』なのか曖昧だということです。
形容詞や副詞の後に複数の名詞が接続されると、どちらを修飾しているようにも受け取れてしまうやつ。
これを回避するためには修飾語と被修飾語をワンセットにする必要があります。
私はワインを飲みました。
映画を観ながら飲みました。
それらは妻と一緒に行われた行為です。
なるほど、一文でなくそれぞれ別の文章として読点で区切ってしまえば良いのです。
なぜこんなことを考察して主張しているのか自分でも分かりませんが、酔っぱらいだから仕方ないと諦めるより他ありません。
すでにこのエントリーの主題が何なのか思い出せませんが、とにかく『プロジェクターで壁面に映写されるガンダムを夫婦で観ながら飲む酒がめちゃくちゃ美味い』ということを世間に伝えたいのです。
そしてあと数年のうちに、この映写晩餐会に息子が加わるのが楽しみなのです。