『かなり』

干支に入れてよ猫

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妻と息子と私のペアルック

どうも、坂津です。

息子のB型肝炎の予防接種に行きました。

今まで毎月何らかの注射を打たれて可哀想な息子でしたが、0歳で打つ予防接種はこれで最後です。

いや、冬になったらインフルエンザを打たねばなりませんが、とにかくあと3~4ヶ月は痛い思いをしなくて済むのです。

 

で、それと同時に私の『肝炎ウィルス検査』と『風疹抗体検査』も受けました。

40歳になると無料で受けられるんですよ。

この検査は採血をしますので、注入と抽出という違いはあれども『注射針を刺す』という点において私は息子とお揃いなのでした。

 

そしてお互いの任務を終えた私と息子の腕には止血用の小さな正方形の絆創膏がペアルックになっていました。

 

私「見て見て!ブレイブとペアルック!」

妻「はいはいはいはい、良かったですね」

私「羨ましい?ねぇおそろい羨ましい?」

妻「羨ましいなぁ~妬ましいなぁ~(棒)」

私「そうだろうともそうだろうともー!」

妻「息子とペアルックがそんな嬉しい?」

私「例え1センチ角のシールでも嬉しい」

妻「ふ~ん。旦那よ私の服をご覧なさい」

私「っ!!?」

 

息子と絆創膏がお揃いなのが嬉し過ぎて全く気付かなかったのですが、この日の妻の服は縦縞模様でした。

そして息子の服も縦縞模様。

よく考えたら妻は無類のボーダー好き。

所持している装備のほとんどがボーダーです。

そして息子の服は全て妻が選定、購入しています。

自分の好みが反映されるのは避け難いことであり、自然とペアルックになるのは仕方ないことだったのです。

私は脳内で自分のクローゼットにある服を走査しましたが、残念ながら縦縞模様は持っていません。

というのも、私は究極の『ボーダー似合わない男』なのです。

これまで線の太い細い、縦横、色味などなど、何度かチャレンジしてきましたが、ことごとく似合わないのでした。

なので私にとって縞模様は鬼門中の鬼門。

しかし息子とのペアルックを果たす為には冒険も辞さない覚悟なのです。

 

私「くっ・・・私も縦縞のシャツを買う」

妻「えぇ?ダメだよそんなの。ダメダメ」

私「自分だけペアルックずるいじゃん!」

妻「旦那が縦縞だと家族でお揃いになる」

私「それの何が問題なの!微笑ましき!」

妻「やだよそんなの恥ずかしみしか無い」

私「恥じらうラブやん可愛いじゃないか」

妻「とにかくみんな一緒は却下だからね」

 

自分だけはしっかり息子とコーディネートを合わせておいて、私にだけ禁止するとかイジメじゃないのそれ。

私だって息子とお揃いの親子コーデしたい!

 

妻「そもそもペアルックの必要が無いよ」

私「なんでそんなこと言うの!したい!」

妻「旦那とこの子は元々ペアルックだし」

私「・・・・・?」

妻「顔が激似だよ」

私「(*゚∀゚*)パアァ」

 

そうなのです。

よくよく考えればワザワザ衣服でお揃いを演出しなくとも、私と息子は瓜二つの顔面を持つ『どこからどう見ても完全に親子』なのでした。

物心がついたときにこの事実を息子がどう思うかは今は置いといて、私としては軽く有頂天になれるほど嬉しく喜ばしいことなのです。