どうも、坂津です。
ちょっと気になったことがあったので、統計局のホームページで調べてみました。
『日本にある居住スペースの壁の面積』を知りたかったのです。
でも流石に壁の面積なんて資料は無かったので、ざっくり計算してみようと思います。
データは↓から取ってきました。
平成20年なんで10年以上前のデータですが、現状とそんなに変わらないと見做します。
これによるとまず、日本全国で49,598,000戸の住宅が存在し、その平均延べ床面積94.13㎡だそうです。
つまり√94.13=約9.4mが、部屋の床の1辺の長さになります。
建築基準法で住居の床から天井までの高さは2.1m以上とされており、マンションの平均は2.4mらしいので、ざっくり2.25mを日本の平均と考えます。
すると9.4m×2.25m=21.15㎡が壁1面の面積となり、これを4倍した84.6㎡が1戸あたりの壁面積となります。
おっといけない。
壁には窓がありますね。
窓の面積を引かなければ壁の面積になりません。
これまた建築基準法を頼りにしちゃいますが、住居は床面積の7分の1以上を窓にしなきゃならんそうです。
そうすると約13.5㎡が窓ということになるので、84.6㎡から引くと71.1㎡ということに。
これで1戸あたりの平均壁面積が算出できました。
71.1㎡。
さて、なぜこんな計算をしたかと言うとですね、私は仕事でタペストリーを作ってまして。
日々たくさんのご注文を頂くもんですから、ふと思ったわけです。
『日本の壁のうち、私の仕事でどのくらいを埋めているのだろうか』と。
メインで作っているタペストリーの大きさは515mm×778mmで、これは0.4㎡ということになります。
先程算出した壁面積を参考にすると、1戸あたり約178枚のタペストリーを飾ることができる計算になります。
そして日本には49,598,000戸の住居があるので、結果として日本全国の壁をタペストリーで埋め尽くそうとしたら8,828,444,000枚のタペストリーが必要になるわけです。
88億2千8百万枚。
うわお。
なーんだ。
全然まだまだじゃん。
という『宇宙のことを考えてたら自分の悩みがちっぽけに思えてくる作戦』で、仕事の忙しさを紛らわせる私なのでした。
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