どうも、坂津です。
通勤中に見掛ける集団登校の小学生たちが、手に手に赤や青のバッグを持っていました。
あれはまさしく『プールバッグ』に違いありません。
つまりもうプール開きが行われたということですね。
懐かしいです。
男子と女子に分かれて水着に着替えたこと。
要領が良いのかモノグサなのか、既に家から水着を着用してきている奴。
そのため着替え用のパンツを忘れてきた奴。
そいつを笑い物にしながら向かうプール。
最初に腰まで浸かる消毒槽・・・。
消毒槽・・・ホラ、腰洗いプールとか呼ばれてたあの塩素水たまり。
手を頭の後ろに組んで階段を下りるように進むやつ。
これこれ。
最初にこれで腰から下を消毒してから、そのあと頭上からのシャワーで全身を流すんですよね。
そしてお待ちかねのプールかと思いきや、なぜかプールサイドの焼けたコンクリートに体育座りをさせられて準備運動の大切さとかを聞かされるんですよ。
そんな思い出話を社内でしたら、思いがけない情報が返ってきました。
「消毒槽、今は無いらしいッスね」
は?
ちょっとちょっと。
プールの時間ってのはあの腰まで浸かる消毒槽で始まり、上に向かって2か所から水柱が立つ特殊な蛇口の水道で目を洗って終わるものじゃんか!
これこれ。
これで目を洗えないやつは度胸が無いみたいな空気が漂うやつ。
プールの塩素を眼球から洗い流すためのやつね。
「あー、それも今はやんないらしいッスよ」
は?
うそ?
マジで?
円周率が3.1415926535・・・から『およそ3』になったと聞いたとき、鎌倉幕府が
時代が変わるということは、そこを生きる人々の環境が変わるということ。
私たちは『学校という環境』を卒業して久しい身ですから、普通に考えれば『学校の中身』が変わっていたとしても何の不思議も有りません。
自分の固定観念や普遍でない価値観などは排除して然るべきでしょう。
時代の流れが剪定していった過去の現実にしがみつくよりも、現行で採用されている現実への理解を深める方が遥かに建設的です。
『昔はこうだった。その方が良かった』
もしかしたら、本当に昔の方が良かったこともあるでしょう。
しかしなるべく自分からはそのような物言いを発信しないよう、心掛けようと思います。
『自分の時がそうだったから、これからもそれが継続しているハズ』という思い込みを捨て、常に状況を受け入れる姿勢でいたいものです。