どうも、坂津です。
タイトル通りです。
めっちゃ大変です。
いや、事前情報として大変だってのは耳にしていましたけどね。
なので我が家は市販のベビーフードを積極的に活用しようと決意していました。
しかし息子のあまりの可愛さに、出来るときは出来るだけ手作りしようという方針にシフトしたのです。
昔なら毎日毎食の離乳食を作らなければならなかったと思いますが、今では1週間分を冷凍保存することもできますし、お手軽レシピもたくさんあります。
大抵のものはレンジ加熱でどうにかなりますし、裏ごしやすり潰し、冷凍保存用のアイテムも山ほどあります。
実際に使ってみて、離乳食インフラは充分に整えられている時代だなぁと実感しました。
さて、今回私が作ったのは『バナナ』『ブロッコリー』『タマネギ』『カレイ』『おかゆ』の5品です。
作った、というか、すり潰しただけですけどね。
まずバナナは適当な大きさにしてグリグリと潰します。
過熱もせずそのままであっと言う間にペーストになるのでめっちゃ簡単。
次はブロッコリー。
トロトロになるまでしっかり茹でます。
指で潰せるくらいになったらグリグリします。
ブロッコリーも柔らかいので簡単にペーストになりました。
続いてタマネギ。
透明になるまで茹でます。
タマネギも他と同じくグリグリ潰します。
バナナよりも簡単に液状化してくれるタマネギさん。
めっちゃ楽ですね。
これまでのペースト作成があまりにも簡単だったので、離乳食作りを舐めてかかった私。
その増長した鼻っ柱を叩き折った食材、それがカレイです。
煮付けにしたとき身がトロトロになるカレイですから、すり潰すのも簡単だとタカを括っていました。
良い感じの大きさに切って茹でます。
骨と皮を避けて白身だけを取り出します。
そしてお待ちかねのグリグリ。
ここで妙な手応えを感じます。
つ、潰せない・・・?
他の何よりもめっちゃ困難でした。
手でカマボコを作っている気分です。
擦れども潰せどもなかなか繊維的なカタマリが消えません。
筋肉痛確定です。
そして最後におかゆ。
柔らかいご飯をグリグリします。
主食ですので最も多く作ります。
トロトロとサラサラの中間くらいに仕上げるのが地味に大変だったりします。
んでそれぞれのペーストを冷凍保存用の容器に入れて凍らせます。
1ブロックが小さじ1杯分になっている親切設計。
たったこれだけのことなのに、たっぷり2時間も掛かってしまいました。
今はまだ離乳食が1日1回だけの息子ですが、来月からは2回になります。
つまり作る量が倍になるってこと。
いやこれマジで毎回毎食手作りしてた時代の人って超絶すげぇな。
てか今でもそうしてらっしゃるご家庭もあるでしょうし、本当に尊敬。
この苦労を知ったからこそ、ベビーフードへの感謝が更に倍増です。
で、ちょっと思いました。
ベビーフードを活用しているご家庭でも、それに対して『離乳食は手作りじゃなきゃダメ』っていう妄念に取り憑かれたアドバイスを繰り出す先輩がいらっしゃるという話を耳にします。
それが無下にできない相手、例えば義理のお母さんから手厳しく言われたりなんかしたら、そりゃあもう悲劇でしょうね。
せっかくものすごい種類のベビーフードが手軽に買える時代なのに。
これを利用して、空いた時間でしっかり赤ちゃんの相手をしてあげる方が良い、なんて考え方もできますよね。
自分がした苦労を次世代に残さないという考えで人類は進歩してきました。
その流れに逆らうようなこと、やめて欲しいなぁ。
『老いては子に従え』とか言いますが、なんて素晴らしい言葉でしょうか。