『かなり』

干支に入れてよ猫

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乳児の泣き方

どうも、坂津です。

最近になってようやく、息子の泣き方にバリエーションがあることが分かってきました。

新生児の頃はさっぱり分かりませんでしたが、そろそろ5か月という今になってやっとこさ、です。

私が認識しているのは以下の4パターン。

四六時中ずっと一緒に居る妻はもっと細かく把握しているかもしれません。

 

何かしたい(して欲しい)ことがあるとき

「え゛い゛っ! え゛い゛っ! え゛い゛え゛い゛え゛い゛っ!」

お腹が空いた、抱っこして欲しい、抱き方が違う、というような時にこの泣き方をします。

涙はほぼ出ません。

音を伸ばさず、短く「え゛い゛」を繰り返します。

手足もジタバタするので、空手の練習で「セイッ!セイッ!」ってやってる感じになります。

この段階だと、脇腹をくすぐるとかハイテンションで話し掛けるとかで気を紛らわせることが可能です。

もちろん根本的な欲求が満たされていないので短時間しか効果はありませんが、一瞬泣きやませることはできます。

 

不機嫌(構ってほしい)なとき

「え゛ぇぇーい゛ぃぃーーーえ゛ーい゛ーふぐぅ」

上記の「え゛い゛っ!」に対してリアクションが遅くなると、これに変化します。

少し涙が出ます。

放置時間が長いと流れ出すくらいの涙になります。

息子が泣き始めたらなるべく即座に対応したいのですが、タイミングによっては少し待ってもらうこともあります。

こうなると、あやして気を紛らわせることは不可能になります。

息子の望みが叶うまで泣きやむことはありません。

それとは別に、いきなりこの泣き方になることもあります。

抱いている息子が寝ているものとばかり思ってテレビに夢中になっていると、突然これが始まります。

まるで「こっち見ろよ~構えよ~」と言っているようです。

 

痛いとかびっくりしたとか何らかの異常があるとき

「あ゛あ゛あ゛ーッッ!! ぃぎゃあ゛ぁぁぁぁーッ!!!」

予防接種の注射をうたれた時にしか聞いたことがありません。

ぽろぽろと大粒の涙が溢れ出ます。

甲高い叫びが内包された、警報のような泣き方で、声も大きいです。

今までギャン泣きしている息子に、どこか怪我やなにか病気で苦しいとかを心配することもありましたが、この泣き方を知ったのでもう大丈夫。

何か身体に異常があるときはこのくらい泣くんだと知れて良かったです。

 

眠いけど寝れないとき

「ぁ・・・ぁあ~ん~・・・あ゛ぁ~ん゛~う゛~・・・あ゛う゛~」

泣く前にまず予備動作として、顔がくしゃっとなります。

上記3つのパターンでは泣き声から先に始まるのに対し、眠いときの泣き方はまず泣き顔を作るところからスタートします。

初期段階では涙は出ません。

なかなか上手に寝かせてあげられないときは涙が流れます。

息子の気分なのかコンディションなのか環境なのか、その時々でどのような抱き方で寝るのかが変わります。

正解を見付けるまで「こうかな?」「あ゛~ん゛~」「これかな?」「あ゛~ん゛~」を繰り返します。

最終的には私の抱き方に正解は無く、妻が抱っこしたらスンッと寝ることもしばしば。

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まぁしかし、ようやく掴んだこの感覚も、息子の成長と共に役に立たなくなるんだと思います。

ベビー服が次々にサイズアウトしていくように、その時その時で身に付けたコツはきっと、明日の息子には通用しないのでしょう。

でもそれは「せっかく覚えたのに」とがっかりするところではなく「次のステージが始まった」とワクワクするところなのです。

ゲームでもそうですよね?

ステージに関する予備知識もレベルも装備も充実していて楽に勝てる場面ばかりを繰り返し周回してても面白くありません。

ひとつクリアした後は、より難易度の高いステージにチャレンジするのが醍醐味です。

子育てをゲームと同一視するなとか誰かに怒られそうですけど、私としては間違って無いと思うんですよね。