『かなり』

干支に入れてよ猫

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総務省統計局のお仕事

どうも、坂津です。

仕事で必要な資料を作成するのに、統計局のデータベースをしばしば参照します。

国勢調査などによって収集された膨大なデータを分類ごとに無償で提供してくれる有難いWEBサイトです。

www.stat.go.jp

特に仕事で必要なくても、例えばよく耳にする『少子高齢化』なんてキーワードを実感するために年齢別人口推移を見てみるのも興味深いものです。

改めてグラフで総人口の右肩下がりを見ると、この国に明るい未来が待っているとは到底思えないような気持ちになりますよ☆

 

さて、そんな統計局のホームページの中に、子供たちに統計に興味を持ってもらうための施策なのか『小中学生向け学習サイト なるほど統計学園』というリンクがあります。

www.stat.go.jp

 

そのビジュアルがこちら。

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なんと言うか、どことなく漂うコレジャナイ感。

最近の小中学生に詳しいかと問われれば決してそんなことのない私ですが、少なくともこのデザインには『子供向けならこんな感じだろ?』と『安易に考えた大人が作った感』がムンムンに伝わってきます。

 

まぁそれは置いといて、気になるのは『キャラクター紹介』のボタン。

もしやここに描かれている人々にキャラ設定が!?

と思ってクリックしてみると。

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6人の登場人物が。

名前の頭文字を並べると『なるほど統計学園』になるというお約束もあり。

手始めに『なみちゃん』と命名されている女の子をクリックしてみましょう。

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すると、紹介されているキャラ絵が少し大きくなり、その他のキャラクターたちが半透過されました。

しかし白衣の男性教師『堂下どうもと先生』だけはイラストも名前もくっきりハッキリ見えています。

しかもすんごく微妙にですが、最初の絵より若干だけ右手が上がった差分に差し変わっています。

つまりこのキャラクター紹介は『堂下先生がなみちゃんを紹介している』という設定になっているのです。

なので紹介文の口調でも、そのキャラクターの立ち位置や性格が表現されているのです。

ルイ君の紹介はなみちゃんが、本間先生の紹介はルイ君が、堂下先生の紹介は本間先生が、統堂教頭先生の紹介ははかり学園長が、計学園長の紹介は統堂教頭が行っています。

それぞれが相手を忖度して好意的な紹介をしているのがとても面白いのです。

 

更にこの学園についての詳しい設定が語られている『15の謎』というコーナーもあり、非常に興味をそそられます。

www.stat.go.jp

試しに覗いてみると・・・。

※以下、15の謎より一部抜粋

 

Q.統計学園はどこにあるの?

A.もちろんインターネットの中にあります。

 

え?それ系の回答なの?

今まで漂っていたフワフワ感が全く無くなりました。

いきなり現実に引き戻された感じです。

 

Q.開校記念日はいつ?

A.平成22年5月12日(水曜日)です。新学期が始まって1か月以上もの間、先生や生徒はいったい何をしていたのか?というギモンがわきます。

 

は?この回答は誰の視点で書かれてるの?

なんか触れてはいけない部分にズカズカと踏み込んでませんか?

大丈夫なの?

 

Q.何月になったら制服が冬服になるの?

A.何月から切り替わるのかは不明です。画面上は切り替わらないかもしれません。トップ画面は制服や花壇などが季節ごとに変わると楽しいのでしょうが、手作り風の学園ですし、そこまではなかなか手が回らないのでは・・・

 

ちょっと!

なんというメタ発言を!!

てかこれ大丈夫なの!?

完全に子供向けの内容じゃなくて大人向けの言い訳になってるよね?

 

Q.学園のキャラクターで一番人気はだれ?

A.「統計」学園を名乗っていながら、残念ながらそういう統計はないようです。ツイッターでは「白衣の先生が萌えキャラすぎる」「本間先生カワユスさらりと結構厳しいのが良い。デタラメな統計データを提示して本間先生に徹底指導を受けたい」などという、ファンらしき人からの「つぶやき」もありました(本当)

 

大丈夫なの?

ねぇ色々な意味で日本は大丈夫なの!?

 

と、こんなに楽しいコンテンツが盛りだくさんの『なるほど統計学園』に是非ともアクセスしてみてください。