『かなり』

干支に入れてよ猫

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思ってたよりも切れてた てゆーかもっと切れてた

どうも、坂津です。

先日、妻が靭帯断裂という大怪我を負ってしまったと書きました。

それから毎日欠かさず整骨院の先生に診てもらっているのです。

湿布の貼り替えと固定のためのテーピングと包帯の巻き直しのために。

先生が言うには、本来ならギプスでガチガチに固定して絶対安静案件なのだそうです。

しかしそうしてしまうと座ったり立ったりしづらくなります。

また屈伸運動スクワットもできなくなります。

それを先生に伝えると「はっ!?スクワット!?」と驚かれます。

しかし、日中ずっと一緒にいる0歳児は妻が動けなくなることを許してくれません。

そこで折衷案として、テーピングと包帯での固定を毎日することになったのです。

これなら痛みも半減するし、ギプスよりは自由に動けるし。

 

という状況に、私は疑問を持つべきでした。

妻の「大丈夫大丈夫」という言葉に甘えていたのです。

ですが、よく考えたら大丈夫なハズがないんです。

 

先生が処置してくれている間、妻は患部を見ていません。

私も包帯ぐるぐる巻き状態の足しか見ていません。

それがこの怪我を軽んじている原因かもしれないと、先生は考えたのでしょうか。

処置中、妻に説明を始めたそうです。

 

「ここ、靭帯が切れてる内出血ね。ここも。最低でも2か所は切れてるから。あとこっち側は捻挫ね。腫れがヒドイから捻挫の中でも重傷な方だよ。その他のアザは転んだときに色々ぶつけたんだろうけど、今は靭帯が痛いから気付いてないだけで、このアザひとつひとつもめっちゃ痛いハズの怪我だから」

 

さすがに写真を掲載するのはエグ過ぎるので、描いてみました。

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本当に「どうしてそこにアザが?」という場所が紫色になっています。

この足ならウォーキングデッドにも自然に出演できること請け合いです。

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痛々しいという表現では収まらないような惨状です。

妻の、白くてすべすべで柔らかい可愛い足の面影はどこにも見当たりません。

それでも妻は笑いながら言います。

 

「いやぁ、靭帯ってアキレス腱みたいに1本だと勝手に思ってたよ~。まさか何本もあるとは。しかも自分がそれを複数本切ることになろうとは。ははは」

 

私は背筋が凍りつくのを感じながら「そうだねハハハ無理しないでね・・・」と返すのがやっとでした。

これは無理にでも病院に連れて行って強引にギプスで固めた方が良いんじゃないかと思えてなりません。