どうも、坂津です。
日に日に暖かくなってきた春の陽気と明るい日差しに照らされた屋外が憎らしい。
だって、私は花粉症。
だんだんと鼻のムズムズ、目のショボショボが強くなってきています。
でも、本当につらいのは『くしゃみ』なのです。
今までは別につらいと感じたことの無いくしゃみですが、今年は、今は、本当にダメなんです。
なぜって、そりゃ『やっと寝た息子が起きてしまう』から。
それでも万全の私にならくしゃみなど、取るに足らない些細な生理現象でした。
私には密かな特技がありまして。
それは『無音くしゃみ』です。
口からも鼻からも一切空気や音を排出することなく、一瞬だけ身体をビクッと震わせるだけでくしゃみが完了するという妙技を身に付けています。
ただしかしこの絶技を発動するには呼吸を止めて全身の筋肉と腱を硬直させ身を固めるという準備姿勢が必要になります。
それなのに、実はいま私、首を傷めていまして。
寝違えたのか何なのかちょっと首が痛いな~と思って整体に行った翌日から、徐々に徐々に首の可動範囲が狭くなってきているのです。
左右を向けないのです。
扇風機で言えば『首振り機能』が壊れたって感じでしょうか。
とにかく首を動かすと痛くて仕方ないのです。
まぁ身体ごと振り向けば済む話なので、日常生活ではそんなに困っていないんですけどね。
さて、しかし難儀なのは件の『無音くしゃみ』ですよ。
アレを発動するための準備姿勢が傷めた首にツライの何の!
そしてその姿勢で受け止めるくしゃみの威力たるや!
本来は体外へ向かって新幹線並みの速度で射出される呼気の威力を全て内側で消費するのです。
全身に衝撃波となって伝わるインパクトは当然ながら首にも到達します。
そのたびに私の鼓膜は内部から鳴り響く『ミシィ・・・』『メキッ・・・』という怪音を捉えるのです。
もうマジムリ・・・。
良い子で寝ている息子には本当に申し訳ないのですが、本日これよりお父さんは『無音くしゃみ』制度を廃止し『普通くしゃみ』の復権を宣言します。
まぁでも普通にくしゃみしたって痛いのは痛いんですけどね、首。
とにかく花粉の時期が過ぎるのを待ってください息子よ。