『かなり』

干支に入れてよ猫

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ノーベル漫画賞

どうも、坂津です。

私はもう20年以上前からずっと『ノーベル漫画賞があれば良いのに』と言い続けています。

ノーベル文学賞があるんだから漫画だって賞にしてよ~と。

奥さんの浮気相手が数学者だったノーベルは数学者が大嫌いで、だからノーベル賞に数学賞が無いんだという俗説がありますけど、だったら『ノーベルは漫画が好きだった』みたいな俗説は無いんですかねぇ。

 

日常のふとした瞬間に、ノーベル漫画賞について想いを馳せます。

頭髪の泡をシャワーで洗い流しているときに、寝る前に洗面台で歯を磨いているときに、気持ち良く乾いた洗濯物を取り込んでたたんでいるときに、私は漫画賞について妄想を繰り広げるのです。

今朝もそんな夢物語に耽っていたところ、とある事実に気が付きました。

 

現状のノーベル賞の部門は以下の通り。

■物理学賞

■化学賞

■生理学・医学賞

文学賞

■経済学賞

■平和賞

 

お気付きでしょうか?

『平和賞以外すべて○○学賞になっている』という事実に。

 

そう。

そうなのです。

ノーベル漫画賞が無いのは、漫画が漫画学として認知されていないからだったのです。

 

漫画学、もしくはマンガ学という考え方、研究分野、理論は確かに存在します。

しかし残念ながら認知が狭く浅い。

他のノーベル賞部門として認められている『学』が世紀を跨いで長く研究されているのに対し、漫画学についての考察が論じられ執筆されたのはつい20~30年前です。

 

つまり、ノーベル漫画賞を望むのであればまずノーベル漫画学賞を目指すべきであり、その前段階として漫画学を一般的な学問として周知することが必要ということになります。

もしそれが叶えば、もしかしたら義務教育の中に漫画が入るかもしれません。

だって、確か何年か前にダンスが必修化しましたよね?

そんな感じで漫画の授業もね、小学校のうちからさ。

実際、得られるものも多いと思うんですよね。

固定観念に縛られず漫画的発想で世界を捉えてきた偉人達が、この世界を作って引っ張ってきたわけじゃないですか。

革新的で画期的な夢みたいなことを思い付いても、それを実現するためには『その思い付きを夢想だと馬鹿にしてる人を説き伏せ味方にして動かす』ような、類稀なる行動力が必要です。

だから一握りの選ばれた人しか歴史に名を残していないんですよ。

 

でも、その革新的で画期的なアイデアをもっと多くの人が発想し共感し理解することができれば、偉業を為すために必要なひとりひとりの行動力はもっと小さくて済むはずなんです。

だから子供の頃から漫画的発想を学び鍛えることこそが、人類の発展と永続にとって非常に重要かつ不可欠な要素なのです!(ドンッ)

 

マンガ学―マンガによるマンガのためのマンガ理論

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