『かなり』

干支に入れてよ猫

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その日はとても寒かった

どうも、坂津です。

太陽が徐々に西へ傾き空が夕方の様相を呈し始める午後の4時。

近頃ではポカポカ陽気もお昼過ぎまでで、まだ明るいうちから肌寒くなってきます。

そんな中、私と妻は散歩に出かけました。

 

妻「こんなところに公園があったんだ」

私「あっ!見て見て!あれ柚子かな?」

妻「大きいね。あっちの実はカリン?」

私「そだね。みなさんお庭が綺麗だね」

 

ぽつりぽつりと会話をしながらゆっくりゆっくり歩きます。

民家と用水路だらけの路地を少しずつ進んでいきます。

 

私「あっ!鯉!ほらあそこ!デカい!」

妻「本当だ。さすがに亀はいないかな」

私「もう冬眠してるんじゃないかなぁ」

妻「あぁ~私も冬眠したい寒い眠い…」

 

寒い寒いと言いながら、予定よりも少し早めに帰宅した私たち。

実は家にお楽しみを用意していたのです。

久しぶりにミスドでドーナツを買って帰っていたのです。

妻が美味しいコーヒーを淹れてくれるのを待ちながら、私に素晴らしい閃きが降りてきました。

キッチンでごそごそしている私にご機嫌な妻が「なにしてるの~?」と問いかけますが、私は内緒で作業を続けます。

実は私、寒い中で散歩してきて体が冷えてしまった妻に、温かいドーナツを食べてもらおうと、軽くレンジで温めようとしていたのです。

 

私「ふふふふ。秘密中の秘密なのだよ」

妻「ちょっと?レンジで何してるの?」

私「だから秘密だってば~内緒だよ~」

妻「ちょ!ストップ!とめてやめて!」

 

キッチンカウンターの向こう側であるダイニングに居た妻が、大慌てでキッチンに駆け込んできました。

そして光速でレンジの停止ボタンを押します。

 

私「ちょっと!なんで止めるのっ!?」

妻「逆に聞きたいなぜ温めたのっ!?」

私「寒かったから温かいのが良いかと」

妻「その気遣いは別のドーナツでね?」

 

心底残念そうな表情で妻がレンジの中のお皿を取り出しました。

 

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妻「ご丁寧にラップまで・・・せめてラップをしてなければ・・・」

私「レンジ使うときはラップ掛けろって死んだ爺ちゃんが・・・」

妻「冷凍ピザを凍ったまま食べるあの爺さんがそんなこと言うか!」

私「嘘ですごめんなさい・・・」

妻「あああ・・・どうすんのこれ・・・」

私「だ、大丈夫!上手に剥がすから!」

 

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妻「なにこのフェイスオフやだ怖いぃぃ!!!」

 

本来であれば超可愛いピカチュウが上がるはずだったこの記事。

misdo Pokémon ウィンターコレクション|新商品|ミスタードーナツ

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私が余計なことをしたばっかりに、グロテスクな記事になってしまいました。

全国のピカチュウファンの方々には非常に申し訳ないと反省しております。

ただ、一言だけお伝えしたいことがあります。

 

加熱されてドロドロに溶けてはいたけども、黄色部分のバナナクリームが温かくてめっちゃ美味しかったよ?

見た目を気にしないなら温めるのもアリだと思うよ?