どうも、坂津です。
この記事が公開される頃には新居への引っ越しが完了していると思います。
とは言っても搬入が終わっただけで、これから段ボールの開封作業と収納作業が開始されます。
妻は新居側で開封&収納係。
私は旧居側で後片付け&掃除係。
予定ではそうなっていますが、実際はどうなっていることやら。
さて、計画していたスケジュールと、実際の行動が合わなくなる場面って多々ありますよね。
その原因も様々です。
それが『どうしようも無い理由』なら諦めるしか無いのですが『頑張ればどうにかできそうな場合』も、ありますよね。
先日のこと。
坂津「そういや関東送りの荷物出しといてくれた?」
事務「えっと、これから出荷する予定にしています」
坂津「ちょっと待て、午前中必着って言ったよね?」
中国地方から関東地方へ荷物を送ると、翌日の14時以降の配達になってしまいます。
どうしても午前中に配達したい場合は前々日に出荷しなければなりません。
事務「あ、そうでした。でももう14時が最短ですね」
坂津「待て待て待て明日の午前中必着なんだってば」
事務「でも今からじゃどうすることも出来ないです」
坂津「え?何で?いくらでも届ける方法あるでしょ」
マニュアル通りのルーチン業務しかしていないと、イレギュラーが発生したときの柔軟な発想ができなくなるようです。
坂津「だって荷物持って新幹線に乗れば間に合うし」
坂津「赤帽とかエフワン便とかマッハ50もあるよ」
事務「でも、それってすごい経費がかかりますよね」
坂津「その判断は君がすることじゃ無いんだけどね」
その荷物が午前中に届くことと、そのための手段に経費が発生することについて、どちらを取るかの判断は依頼者である私がすることです。
本来であれば『私のミスで明日午前の着荷に余計な経費が必要になってしまいました』という報告とともに、手段ごとの料金を添付して判断を仰ぐべきでしょう。
事務「じゃあこれから各社に見積りを取りましょう」
坂津「はぁ…もう良い。関東午前便って知ってる?」
実はヤマトさんのサービスに、通常配送で午前指定ができない地域に対しても、集荷時間を早くすることで午前中に届けてくれるというものがあるのです。
今回の場合は発覚した時刻がリミットギリギリだったので、これから集荷を依頼しても間に合いません。
地域の主幹センターまで自分で持ち込めばどうにかなりそうな感じです。
坂津「これから私が自分で荷物持って行ってくるよ」
事務「じゃあ間に合うんですね!良かったですね!」
坂津「・・・うん」
手段や方法を知識として持っている、というのは問題が発生したときに強い味方となります。
しかし、それはまず『どうにかしようとする意志』があって初めて有効になります。
何かトラブルが発生したときに私が採用する手段を見て『僕だってその方法を知っていたらそうしていましたよ』的な反応をされることがあるのですが、それは間違いだと思います。
だって本気で解決する気があったなら、自分で調べるはずですもん。
そして方々に問い合わせをしまくって、何らかの方法に辿り着くはずですもん。
それを自分でやらない、できないうちは、どんなに知識やスキルが脳内に在っても、結局のところ最善の動きは出来ないんです。
事務「関東午前便、覚えました。今後は活用します」
坂津「・・・うん」