『かなり』

干支に入れてよ猫

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免許とかの住所変更

どうも、坂津です。

新居のカギの引き渡しを約1か月後に控え、住民票の移動などの各種手続きをしなきゃいけない時期がやってまいりました。

普通は引っ越しをしてから2週間以内くらいでやるモンなんだと思うのですが、新しい住所の住民票が必要な手続きがあるらしいので仕方ありません。

身分証明書となる運転免許証や健康保険証などが、ごく短い期間とは言え実際はまだ住んでいない住所になるのはちょっと面白い現象です。

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さて、妻と一緒に市役所に行き、住所移動の届け出と、新しい住所の住民票申請、ついでに新しい住所の印鑑証明と、マイナンバー通知書の住所も変更です。

たくさんの書類に氏名、生年月日、現住所、新住所などを書き殴ります。

普段からパソコンでの文字入力ばかりで手書きをする機会が少ないため、こんなにたくさん字を書くと自分の名前ですらゲシュタルト崩壊してきます。

 

書き終わった紙を束ねて窓口に持っていくと、それぞれの内容の確認作業に入ります。

受付の方には申し訳ありませんがお付き合い願う他ありません。

私と妻の運転免許証を提示し、印鑑証明カードとマイナンバー通知書を提出します。

 

なんだかんだで30分ほど待ち時間があり、ようやく名前を呼ばれました。

住民票や印鑑証明書を手渡してくれながら、受付の方がものすごくニコニコとした笑顔で話し掛けてくれました。

 

「すごいですね、お二人の印鑑証明カード。下3ケタが同じなんですね。1,000分の1の確率じゃないですか」

 

いくら夫婦と言えどもお互いの印鑑証明カードを見せ合うことなんてありません。

私たちは受付の方の指摘によって初めてこの事実を知りました。

些細なことですが、ちょっと幸せな気分になりつつ市役所をあとにしました。

 

次は貰ったばかりの新住民票を持って警察署に行き、免許証の住所変更です。

 

警察署の受付カウンターで住所変更の旨を伝え、必要書類に記載をし、免許証の裏面に新住所を印字してもらいます。

出来あがった免許証を渡されるとき、受付の方がものすごくニコニコとした笑顔で話し掛けてくれました。

 

「すごいですね、お二人の免許証。免許の更新が同じタイミングなんですね。一度で済んで良いじゃないですか」

 

私たち夫婦は誕生月が同じで、免許の更新間隔も同じなのです。

でも取得のタイミングはバラバラでした。

妻は取得以来1度たりとも取締りを受けることなくゴールド免許になり五年更新。

私は違反を繰り返し三年更新。

これが上手い具合に最小公倍数になったときに、私もゴールド免許になりました。

つまりこれ以降、道路交通法違反をしなければずっと同じタイミングでの更新になります。

よく考えたら少しだけ珍しいこの事実を受付の方に指摘され、ちょっと幸せな気分で警察署をあとにしました。

 

 

私「あっ!違うじゃん!」

妻「ど、どうしたの!?」

私「千分の一じゃない!」

妻「は?何?どゆこと?」

私「九十九万九千分の一」

妻「印鑑証明カードの?」

私「そう。下三桁だから」

 

000~999の三桁の数字が千通りあり、2人の数字の組み合わせは1,000×1,000で百万通り存在します。

で、同じ数字になるパターンが1,000通りあるので、百万から千を引いた数が確率になるはずです。

しかし算数が苦手な妻には口頭でこれを説明しても全く理解が得られません。

 

妻「めんどいからいいよ」

私「え~、だから千の…」

妻「とにかく奇跡だろ?」

私「うん、奇跡的(*´▽`*)」

 

そう言えば今年の初詣で引いたおみくじが全く同じなんてこともありました。

数字的な確率がどうのと言うよりも、こういう小さな偶然に遭遇し、それを二人で喜べることが幸せなんだと思いました。