『かなり』

干支に入れてよ猫

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会話を聞かせる

どうも、坂津です。

いつも帰宅が遅い時間になるので、私が帰る頃には妻は夕食も入浴も済ませています。

なので私が休みのときがチャンスなのです。

何のチャンスかって?

 

\入浴後のマッサージクリームぬりぬりタイム/

 

だんだん存在感を増してきた妻のお腹に、週1でクリームを塗ります。

押さえつけないように、力加減に気をつけながら。

 

このとき、お腹の中に向かって話し掛けながらぬりぬりします。

 

 

私「さぁお父さんがクリームを塗るよ」

妻「もちろん生クリームじゃないよ?」

私「カスタードクリームでもないよ?」

妻「当然ながらリクームでもないから」

私「イレイザーガンは撃たないからね」

妻「撃たないじゃなくて撃てないだよ」

私「いやいやお父さんは撃てる男だよ」

妻「お母さんは撃てない方に賭けるね」

私「嘘ですよ撃てませんごめんなさい」

妻「ほ~らコレがパワーバランスだよ」

私「ぐぬぬ・・・なんという胎教内容」

 

 

私「ほら今日もマッサージを始めるよ」

妻「吸血破壊光線アッサーシーンじゃないんだからね」

私「撃てないからねアッサーシーンは」

妻「あれ?今日は素直に白状するねぇ」

私「お父さんは赤斬光波トールが関の山だよ」 

妻「ダイ・アモンよりもアビゲイル?」

私「どっちが好きって言われたらそう」

妻「お母さんはアンスラサクスが好き」

 

 

私「おっと今日もぬりぬりタイムだぜ」

妻「それだと塗り絵でも始めそうだね」

私「それ良いな。ちょっとペン取って」

妻「私のお腹に着色するつもりかえ?」

私「冗談なのでその視線と拳を収めて」

妻「それにしてもいつものこの会話さ」

私「クリームを塗ってるときの会話?」

妻「そうそう。絶対変な子になるよね」

私「早めに教えといた方が良いと思う」

妻「私たちが重度のオタクってこと?」

私「だって今さら一般人にはなれぬよ」

妻「よし観せたいアニメを決めとこう」

私「ガンダムシリーズは育ってからな」

妻「ハガレンもちょっと育ったらだな」

私「普通の子は何見て育つんだろうね」

妻「アンパンマンとかじゃねーかな?」

私「アンパンマンよりワンパンマンよ」

妻「それも少し育ってからじゃないと」

私「やばい幼児期の選択肢が無いぞ?」

 

 

どう考えても絶対オタクに育つことが確定した模様です。