どうも、坂津です。
私が緊急時によくやる手品のタネを、今日は特別にお教えしましょう。
え?
どんな緊急時かって?
いや、仕事関係で飲みに行ったりすると、どうしても『何か面白いコトやれ』的な
ありません?
ありますよね?
そんな時に渋々ながら「じゃあ1回だけですよ?」と言いつつ披露するのが、この手品なのです。
めっちゃ簡単なので、皆さんもまさかの時の為に覚えておいてください。
■用意する物:コイン4枚(同じもの)
例えば10円硬貨などの、見た目が全く同じものを4枚用意してください。
このとき、例えば1枚だけギザジューだとか、ピッカピカだとか、何か特徴的なのが混ざらないように注意してくださいね。
どれも見た目が同じものにしてください。
■手順1
まず、すごく不安そうにしてください。
「酔ってるから上手くできるかな~」
「失敗したらごめんね~」
「いや~、自信無いなぁ~」
という前フリを必ずしておいてください。
コレが後で非常に重要になります。
■手順2
両手を広げ、コインを1枚ずつ、てのひらに置きます。
みんなに見えるようにね。
■手順3
さっきてのひらに置いたコインを握り込みます。
そして誰か一人を助手に仕立て、握った指の上に1枚ずつ置いてもらいます。
このとき、左右の手には2枚ずつのコインが在る状態です。
■手順4
両手を、内側に捻り込むように回転させます。
神砂嵐の要領です。
観客から見たら、手がこうなるようにします。
!ここがポイント!
右手でも左手でも良いですが、片方の手はコインを2枚とも握り込み、もう片方の手のコインを2枚とも落とします。
コインの位置はこうなります。
■手順5
「あ~やっぱ失敗しちゃったよ~」
「ゴメンゴメン酔ってるから~」
「ぎゃふんっ」
などと、可愛く失敗アピールをします。
すると観客は『指の上に乗せてた2枚が落ちたんだな』と誤認します。
次に、可愛くリトライアピールをします。
「もう1回だけチャンスちょうだい」
「次はうまくやるからさ」
などと言いつつ、助手の人にもう一度コインを乗せてもらいましょう。
しかし既にコインの位置はこんな感じ。
あとは手順4と同じ動き、つまり神砂嵐を放ちつつ、普通にコインを握り込むだけです。
観客は両手に2枚ずつだと思っていたコインが、手を開いてみると3枚と1枚になっていてめっちゃびっくり、というワケです。
これで皆さんも、宴会芸に困ったときには神砂嵐ができますね。