『かなり』

干支に入れてよ猫

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妻からの贈り物に涙

どうも、坂津です。

 

妻「今日、結婚記念日だね」

私「そうだね。めでたいね」

妻「旦那にプレゼントだよ」

私「おお!何かな何かな?」

 

こんな感じで妻から、プレゼントを貰いました。

それは他人から見ればほんの些細な、つまらない物かもしれません。

でも私にとっては特別なものでした。

 

私に欠けていたもの。

圧倒的に足りないもの。

明確に不足していたもの。

致命的に欠落していたもの。

 

きっと妻からも、私に欠如しているソレは丸見えだったのでしょう。

 

本来一個の生命に、過不足という概念は当てはまりません。

私たち人間だけが、与えられた自分という存在に、何らかの『足りない感覚』を持つのです。

その空隙くうげきを埋める作業こそが人生であり、人間という生物の本質なのです。

そして結婚という仕組みもまた、その例に漏れることはありません。

自分に足りないものを補うため、私たちはパートナーと一緒になるのです。

 

妻「これで穴は埋まった?」

私「うんっ!ありがとう!」

 

私はあまりの感動に、思わず妻を抱きしめました。

妻がくれたソレはまるで貝殻がピタリと重なるように、鍵穴に鍵がスルリと入るように、テトリス棒が隙間に刺さるように、パズルのピースのように、私の凹みにすっぽりと収まりました。

 

妻がくれたプレゼント、それがコレです。

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きっと人から見れば取るに足らないものでしょう。

でも私にとってはとてつもない充足感をもたらす重要なアイテムでした。

何を言ってるのかよくわからねーという方は2週間前の上記のエントリをご参照ください。

 

さて。

 

これでようやく全員が揃いました。

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でもこれ、バランスよく置けるのって五右衛門だけなんですよ。

どうやって陳列するのが正しいのか、特に何の説明書も入って無いんです。

 

形状からすると『フチ子』みたいな使い方なんでしょうケド。

 

と思って事務所内を見渡したところ、ちょうど良いのがありました。

来客用に飲み物を提供するカップホルダー。

取っ手の上部が平面なので、五右衛門と不二子を置くのにもちょうど良い感じ。

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ほら。

 

というわけで、うちにご来社いただくお客様は彼らがお出迎え致します。