『かなり』

干支に入れてよ猫

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AD-LIVEに夢中

どうも、坂津です。

最近ハマってるものがありまして。

ジャンルで言うと『演劇』になるのかな。

もちろんるんじゃなくてる方ね。

タイトルにも書いてますが、AD-LIVEアドリブってご存知ですか?

ad-live-project.com

 

人気声優の鈴村健一さんが総合プロデューサーを務める舞台劇。

AD-LIVEエーディーライブじゃなくてAD-LIVEアドリブ

その名の通り、アドリブで物語が進行していくんです。

ざっくりした世界観の設定と、いくつかポイントになる出来事だけが事前に決められていて、それ以外は未設定。

出演者の役どころ、つまり人物設定や名前は役者が自分で考えて準備します。

当然セリフも、開演から終演までずーっとアドリブ。

役者同士の事前打ち合わせもありませんので、当日、舞台に立って始めて相手のキャラクターと出逢うという地獄のような舞台なんです。

 

しかも、追い打ちをかける悪魔のようなルールがありまして。

 

役者さんは常に首からバッグを下げていて、そのバッグには一般募集したキーワードが書かれた紙が入っています。

何が書かれているか、役者さんは知りません。

バッグの中には何枚も紙が入っていて、アドリブ劇の進行中に任意でその紙をおみくじみたいに引くんです。

で、そこに書かれているキーワードは必ずセリフとして使わなければいけないんです。

セリフっぽいものが書かれていることもあれば、よく分からない擬音、固有名詞、微妙な形容詞など、何を引くか分かりません。

とにかく役者さんのアドリブ能力が試される演劇なんです。

どんな結末を迎えるのかまでアドリブで決まってしまうという究極の『ナマモノ芝居』が、ものすごくスリリングで面白く、役者さんの機転や瞬発力、事前準備の細かさなどが垣間見れるエンタメです。

 

私が面白さを感じるのは大きく分けて2点。

・運命とか偶然とか人間が操作することができないものに対して、役者は舞台上でどこまで抗うことが出来るのか?

・もしくは、抗うのではなくその運命の波に身を任せどこまで乗ることができるのか?

 

もし機会があればより多くの方にご覧いただきたい、おすすめの映像です。