『かなり』

干支に入れてよ猫

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子供の頃の自慢合戦

どうも、坂津です。

※ちょびっと痛々しい表現が出てきますので、苦手な方はご注意ください。

 

子供の頃って、どういうワケかどんなことでも「自慢の対象」になってましたよね。

特に男の子にそんな傾向が強かったような気がします。

 

・外国に行ったことがある

・ご馳走を食べた

・お年玉めっちゃ多かった

 

こんなのは別に自慢してもおかしくない内容です。

でも

 

・すげぇ熱が出た

・ひどい怪我をした

・高いところから飛んだ

 

なんてのは、今考えると自慢でも何でもありません。

それを回避したってんならまだしも、ねぇ。

 

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■じいちゃんの乗り物対決

 

A「俺のじいちゃん、でっかいジープに乗ってるんだ!川も渡れるんだぜ!でこぼこの地面でもどんどん進むんだ!山も登れるし、すごいんだぜ!」

 

B「うちのじいちゃんなんか船持ってるよ!大きいエンジンが付いてるからすっごく早いんだ!いつも釣りに連れてってくれるよ!」

 

私「私のじいちゃんは竹馬が超上手いな。竹馬に乗ったままマムシと戦うんだ。素足だと噛まれるからって言ってた」

 

A「坂津、お前のそれ、ちょっと違うからな」

 

私「え?」

 

 

■じいちゃんの武勇伝対決

 

A「俺のじいちゃん、戦争で戦車に乗ってたんだぜ!」

 

B「うちのじいちゃんはでっかいサメを釣ったよ!」

 

私「私のじいちゃんは自分で自分の骨を折るよ」

 

B「え?」

 

私「マムシに肘の裏側を噛まれて、毒を吸い出すのに口が届かないから、腕折って吸ったんだって」

 

A「坂津、それちょっと違うからな。てか噛まれてんじゃん」

 

私「え?本当だ・・・」

 

 

■ラッキー対決

 

A「俺の父さん、宝くじで10万円当たったことあるんだぜ!」

 

B「うちの母さん、雑誌のハガキ送るやつで賞品がいっぱい当たるよ!」

 

私「私の妹は初詣のおみくじが4年連続で凶だな」

 

A「坂津、違うぞ」

 

私「え?」

 

 

■痛かっ対決

 

A「俺、ここに彫刻刀が刺さってすげぇ血が出た!」

 

B「僕は家庭科のときミシンで指刺したよ!」

 

私「いま口内炎が6個できてる」

 

B「坂津くん、ちょっと違うからね?」

 

私「え?」

 

 

■テストの点が悪い対決

 

A「漢字のテスト、俺このまえ15点だった!」

 

B「ぼくは理科の小テストが2点だったよ!」

 

私「私は作文で、書き直しって言われたなぁ」

 

A「あの『家族について』のやつ?」

 

私「うん。ひたすら犬のことを書いたんだけど」

 

B「犬だって家族だよね?おかしいね!」

 

私「そうなんだよ。まぁ犬は飼ってないけど」

 

A「坂津・・・」

 

私「ん?」

 

 

■夫婦喧嘩対決

 

A「俺の父さんと母さん、すっげー喧嘩するんだぜ!」

 

B「僕の母さん、家出したことあるよ!」

 

私「毎晩毎晩殺し合いしてるな」

 

B「えぇぇ!?」

 

私「マリオとルイージ使って、亀とか蟹とか使って殺し合ってる」

 

A「坂津ちがう」

 

私「ん?」

 

 

■じいちゃんの我慢対決

 

A「俺のじいちゃん、戦争のとき鉄砲で撃たれて、自分で弾を出したって!」

 

B「うちのじいちゃん包丁で手切ったとき、自分で縫ったんだって!」

 

私「私のじいちゃんマムシに噛まれても病院に行かないなぁ」

 

A「それ大丈夫なのか?」

 

私「なんか病院の消毒のニオイが嫌いなんだって」

 

B「そっちを我慢すればいいのに・・・」

 

私「ホンマや」

 

 

■じいちゃん対決

 

A「俺のじいちゃんは町内の偉い人がいっぱい挨拶にくるぞ!」

 

B「うちのじいちゃんは毎年年賀状がすっごい届くんだよ!」

 

私「私のじいちゃんは何者かに命を狙われてるらしいよ」

 

A「坂津、それちょっと違うし怖い」

 

私「もしじいちゃんが死んだら犯人を探してくれって言われてる」

 

B「探せるの!?」

 

私「無理(笑)」