あけましておめでとうございます、坂津です。
私はワインが大好きです。
まだ飲み始めて4年程度の初心者ですが、泡から始まり白、赤へと広がるのに時間はかかりませんでした。
初めて飲んだのがセグラヴューダスのセミセコでした。
これを美味しいと感じてから妻と二人「あれ?ワイン飲めるんじゃね?」という感じで様々な種類に挑戦しました。
色々飲んでいくうちに自分たちの味の好みも把握できるようになり、産地やブドウの品種などで、大雑把に味の方向性が分かるようにもなりました。
シャンパンやカヴァ、フランチャコルタなどの発泡ワインには、コルクを押さえるために針金で封がしてあります。
その封に使われている金属製の王冠をミュズレと呼ぶんですが、そのミュズレをコレクションしたりしています。
我が家のはこんな感じ。
そんな私達夫婦が、最近ようやく日本酒にも目覚めました。
ワインに関してはそれなりの周辺グッズを揃えております。
しかし飲み始めたばかりの日本酒に関しては、特に何の専用器もありません。
日本酒と聞いてまず思い浮かべるのはお銚子とお猪口でしょうか。
でずが、すぐにポチろうと考えた私を妻が諌めます。
こういう物を用意するほど、まだ日本酒を楽しむ域に達していないと考えた妻は、なんとか家にある物で代用できないかと考えました。
こちらをご覧ください。
見事な焼き物です。
力強い厚みと繊細な注ぎ口が、作者の人柄を表しています。
すっぽりと片手に納まるサイズも魅力的です。
実はこれ、ちょうど180ml(1合)の容量なので日本酒にぴったり!
裏側に文字が彫り入れてあります。
判りますでしょうか。
平成二十六年三月二日、と書かれています。
比較的最近作られたものですね。
ええ、作者は私です。
三年も前に自らが日本酒に目覚めるという予知のもと、こんなものを焼いていたとは。
妻曰く「お蕎麦を食べるときのつゆを入れるのに使おう」と言って作っていたらしいのですが、そんなはずはありません。
間違いなく日本酒用です。
次に、こちらをご覧ください。
カプチーノ用のカップです。
この1杯で私の1日は始まるのです。
ちょっと見えづらいですかね。
こんな感じです。
で、このカップを取り出してきた妻が、おもむろに金属部分とガラス部分に手を掛け、「ふんぬっ」と声を上げました。
見事に分離です。
誰がこんな発想をできるでしょうか。
在る物でなんとかする。
これぞまさに生活の知恵。
ご覧ください。
この完全なる日本酒セット。
今夜もこれで、お愉しみの予定です。