あけましておめでとうございます、坂津です。
先週のお題に「カラオケの十八番」とありました。
18番まである歌を、私は知らない。
ある日パパと二人で語り合うことで有名なグリーングリーンですら7番までです。
ということはつまり、十八番(オハコ)の方ってことですね。
そもそも「得意な」って意味の十八番は、歌舞伎から生まれた用語であることは、あまりにも有名なことでしょう。
皆さまご存知のこととは思いますが、江戸時代の中期、五代目の市川海老蔵(後の七代目 市川團十郎)がセンセーショナルに発表した「我が市川家の厳選十八演目」がその由来です。
1.『外郎売』(ういろううり)
2.『嫐』(うわなり)
3.『押戻』(おしもどし)
4.『景清』(かげきよ)
5.『鎌髭』(かまひげ)
6.『関羽』(かんう)
7.『勧進帳』(かんじんちょう)
8.『解脱』(げだつ)
9.『毛抜』(けぬき)
10.『暫』(しばらく)
11.『蛇柳』(じゃやなぎ)
12.『助六』(すけろく)
13.『象引』(ぞうひき)
14.『七つ面』(ななつめん)
15.『鳴神』(なるかみ)
16.『不動』(ふどう)
17.『不破』(ふわ)
18.『矢の根』(やのね)
上記の十八種の演目がいわゆる「歌舞伎十八番」と呼ばれています。
これらの演目に共通しているのは、どれもが荒事を見どころにしているという点です。
荒事(あらごと)についてはご承知の通り、簡単に言えば「超絶強い主人公がすごいチカラで悪人をやっつける」的なやつです。
江戸時代の観客たちはこの歌舞伎十八番を観て、驚き、笑い、震え、感動したのでしょう。
さて、これを踏まえて「カラオケの十八番」についてまとめると、こんな感じでしょうか?
『膨大にある曲のレパートリーの中から、自分のお家芸と呼んで然るべき熟練の歌を十八曲選び出す。その曲はどれも、圧倒的な声量と歌唱力で聴く者を震撼させるほどのものである』
こうなるとまず十八曲を選び出すのが誠に困難です。
そもそも私には人様に誇れるような歌唱力など在りはしないのです。
なるほど、このお題はのど自慢の方に向けられたものだったのか。
あぁ、私このお題について書くのやめます。
だって私に十八番と呼べる曲なんてありませんので。
だからお題期間中の公開もやめとこうかな。
でもせっかくだから、十八番じゃないけどカラオケ行ったらよく歌う曲18種を書いておきます。
歌った回数で順位をつけてみましょう。
もちろん感覚的なものですよ?
実際に数えた記録なんて残していませんからね。
18位
17位
ETERNAL WIND~ほほえみは光る風の中~ 機動戦士ガンダムF91
16位
エルガイム-Time for L-GAIM- 重戦機エルガイム
15位
14位
13位
12位
11位
10位
9位
8位
絶唱カラオケマン タツノコプロ30周年記念ドラマ 絶唱カラオケマン
7位
6位
5位
4位
3位
2位
1位
あれ、なんかすごい偏ったラインナップになっちゃったな。