『かなり』

干支に入れてよ猫

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想いを伝えるのはとても難しい

あけましておめでとうございます、坂津です。

今回も過去に撮影していた写真で綴る手抜き記事「撮ってた」シリーズ。

『メッセージ』

それは誰かから誰かへ、思いを届けるために紡がれた一片の言の葉。

一人から一人へのメッセージもあれば、一人からみんなへ、みんなから一人へというパターンもあるでしょう。

しかしその「メッセージ」は時として対象外の存在からも視聴可能であったりします。

「万引きは犯罪です」と書かれた貼り紙は、そんな気がまるで無い人にとっては単なる景色でしかありません。

それは万引きされる側から、万引きする側へのメッセージであり、善良なる一般市民である私には無関係なのです。

このように、私が当事者でなかったために岡目八目で居られたメッセージをいくつかご紹介させていただきます。

※お食事中の方にはオススメできない画像も含まれています。ご注意ください。

 

 

交通安全協会が貼り出していたポスターです。

写真のピントが合っていないのが残念ですね、すみません。

聴覚に障害のある方が運転している車を見かけた時の対応について言及されています。

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右側の青い方。

聴覚障害者標識』を付けた車に、幅寄せや割込みをしてはいけません。

そりゃもっともなご意見ですがね。

相手が聴覚障害の方だろうが何だろうが、幅寄せや割込みはしちゃダメでしょが。

普通に「道を譲りましょう」とかで良いのに。

 

 

ゴミの捨て方については至る所で懸命なメッセージに出逢うことが出来ます。

本当に困っているのでしょうね。

メッセージの送信者さんが必死であることが伝わります。

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ただね、さすがにこれはプリントし直しましょうよ。

いや、内容は分かるんですよ。読めますから。

悲壮感を演出したかったのでしょうか。

「捨てないで」の部分がもう哀れで哀れで。

それを狙ってのことなら大したものですが。

 

 

トイレの使用方法については、多くの場所で様々な種類のメッセージを見ることができますね。

基本的にはメッセージの送信者さんが困っている様子が伺えます。

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文字の内容には特に問題無いんです。

大量に紙を流して欲しくないんですもんね。詰まるから。

ただあまりにも絵が。

なぜそれをチョイスしたのかという、ね。

食事中の肉食獣とオタマジャクシ・・・。

深くは言いませんけどね。

 

 

次のはもうちょっと露骨です。

しかしメッセージ送信者さんの配慮も伺える、このギリギリ感がたまりません。

本当はズバッと言いたかったんでしょうが、不特定多数の人が見る類のメッセージですから、どうしてもこのくらいの表現に留めなければと思ったのでしょう。

店長の良心に乾杯。

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複数人でトイレに入って、一体何をするのか。

便座の蓋の上にカードを並べて「俺のターン!」とか言うんでしょうか。

学生さんに対する憤りを感じますね。

 

 

通学路ではよく見かける「子供に注意」の看板。

あれもメッセージです。

運転手に対して、通学路だから子供が歩行する道なので特に注意してくださいね、という呼びかけでしょう。

しかし、その子供の安全を差し置いてでも注意を促したいコトもあるようです。

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どうしてあと20cm下に付けれなかったかなぁ。

あなたが糞害に憤慨していることはよく分かりますが、子供の安全を抑えて第1位に浮上するようなことは無いんじゃないかなぁ・・・。

私は当事者では無いので何とも言えませんが。 

 

 

そして最後はかなりのダイレクトメッセージです。

どうして「そこ」にメッセージを書こうと思ったのか。

なぜ「そう」書こうと思ったのか。

類稀なるセンスを感じます。

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私の良心がモザイク処理を選びましたが、相当なブツでした。

犬の・・・?いや、もしかすると、人の・・・?

そんなブツに対して、まさかのアスファルト直にチョークで書かれたメッセージ。

さすがに「かりんとうです!」と解答する訳にもいかず撮影だけして去りました。

「やめてください」とか「通報します」とかじゃなく、まず「What is this?」と問いかける心のゆとりが素晴らしいと思いました。

 

これからも私は様々なメッセージをコレクションしていこうと思います。