どうも、坂津です。
朝起きて顔面蒼白になること、ありますか?
目覚ましが鳴ったのに止めて二度寝してしまった。
そもそも鳴っていたのに気が付かなかった。
セットする時間を間違えていた。
セットしたのに鳴らなかった。
セットしてなかった。
様々な理由によって発生する「寝坊」という事件は毎朝、全国各地で同時多発的に発生していることと思います。
お仕事の勤務時間によっては朝に限らず、ですね。
さて、そんな寝坊ですが、起きて時間に気が付くや否や脳がフルスロットルで回転し始めます。
その時にこれから挙げる5ヶ条を思い出して欲しいのです。
今まで何度も寝坊をして、既にそれが個性となっている方にも、そしてまだ寝坊未経験で「自分がそんなことするはずがない」と思っている方へ、是非とも覚えておいて欲しいと思います。
寝坊した時に心掛ける5A!
- 慌てない。
- 焦らない。
- 足掻かない。
- 謝る。
- 諦める。
この5Aがあなたの人生を救うかもしれません。
慌てない
あわてないでください。
「慌てる」とは「冷静さを失って軽率な行動をとる」という意味です。
本来起きるべき時間を超過している事実は、何をどうしたって変わりません。
あなたが慌てることで起きる二次災害の方が心配です。
・転ぶ、つまづく、ぶつかる
・ボタンを掛け違える、寝ぐせのまま出発する
・コップや皿を割る、書類を破る
・財布やスマホを忘れる、鍵を締め忘れる
などなど、慌てなければ起きなかった事故がたくさんあるのです。
まず落ち着いてください。
焦らない
あせらないでください。
穏やかな心を取り戻してください。
「あせる」とは「思い通りにならずイラだつ」という意味です。
あたなが焦ったところで電車やバスの時間は変わりません。
前の車も早く走りませんし、通行人も道を開けてはくれません。
「急いでいる」という理由が免罪符のように働いて、普段しないような行動が生む悲劇は心に傷を残す危険性があります。
・家族や恋人に乱暴な言葉を吐いてしまう
・車の運転や電子機器の操作などが雑になる
・道路標識や時刻表など、必要な情報を見落としてしまう
・普通通りに生きている人に対して攻撃的になる
などなど、後悔すること間違い無しな言動のオンパレードです。
あなたが焦っていることなど、誰も知りませんよ。
足掻かない
あがかないでください。
「足掻く」とは「必死になってジタバタする」という意味です。
ここで言う「足掻く」とは一般的に良く言われる「悪足掻き」のことです。
どんなに足掻いたところで裏目に出ることの方が多いのが人生です。
特に「慌てて」「焦って」いる状況での「足掻き」は最悪です。
根拠の無い自信がみなぎって「ここを飛べば近道だ!」などという夢を見たりします。
・いつも通らない道を選んで工事中
・いつも乗らない電車に乗って降車駅に止まらない
・走り過ぎて酸欠からの搬送
・ヒールが折れて捻挫
などなど、悪足掻きによって「それをしてなきゃギリギリ間に合ってた」ということも少なくないハズです。
努力が無駄になるだけならまだしも、マイナスになってしまっては目も当てられません。
謝る
あやまりましょう。
もしあなたの寝坊で迷惑を被る人が居るなら、即刻あやまりましょう。
会社に遅刻するのならすぐに連絡をして謝りましょう。
まず謝ることで、上記の「慌て」や「焦り」を落ち着かせる効果があります。
謝るのは早ければ早いほど良いです。
変な言い訳を考えるのはやめましょう。絶対に見抜かれます。
こういう時こそ素直に謝罪する、それが実は後々の信頼にも繋がります。
諦める
あきらめましょう。
諦めたら試合終了なのは漫画の世界だけです。
物語の中で諦めないことが美しいのは、一部分だけを切り抜いているからです。
しかし現実は小さな出来事の連続で構成されています。
今回「間に合う」ことを諦めたって、後の人生に大した影響はありません。
諦めないことの素晴らしさは、その対象の大きさに比例します。
「海賊王になる」と「遅刻しない」では比べるまでもありません。
ちっちゃいことは、諦めたってええんやで。
寝坊したとき、以上のことを反芻してみてください。
なんならプリントアウトして目覚まし時計に貼っておいてください。
この「寝坊時の5A」を理解した上でなお「今回だけは特別だ!」という場合においてのみ、慌てて焦って足掻いてください。
私は今朝、スマホのアラームを消しながらこの5Aを思い付きました。
部長に怒られながら、脳内で記事を推敲しました。
そして遅れた分の埋め合わせの仕事をするフリをしてこのエントリを書きました。
ほら、ちょっと寝坊するくらい、大したことじゃないんですよ?