『かなり』

干支に入れてよ猫

【スポンサーリンク】

もし私がナルトだったら多重影分身の術で仕事をこなせるのにとか考えだしたら末期

どうも、坂津です。

激務というのは実在するのです。

忙殺というのは本当に行われているのです。

つい2~3ヶ月前の私には別世界の出来事だったのに。

愛しい妻との会話も一日1時間程度になってしまいました。

事務所で仮眠ということもよくあります。

f:id:sakatsu_kana:20160808094051j:plain

 

こんなに忙しいのは世界中でも私くらいなんじゃないかと思います。

毎日のブログ更新に割ける時間も減ってきています。

 

「ブログ書ける余裕があるだけマシだよ坂津さん」

 

違います。

余裕は「ある」んじゃなくて「作ってる」んです。

 

公的な時間はなかなか削れないですが、それでも効率化を目指し、例え1分でも時短出来る方法があればそれを採用します。

 

私的な時間は削り放題です。

まずは睡眠時間。

私は1日8時間は寝ないと、特殊メイクかと疑われるようなくまが発生します。

f:id:sakatsu_kana:20160808095234j:plain

しかし今は繁忙期。

睡眠時間は3~4時間に短縮です。

 

さらに朝食は通勤中に、昼食は移動時間に済ませます。

 

これで通常運転の日よりも5~6時間は余裕を作れたことになります。

 

その余裕のうち80%が超過分の仕事の片付け、20%が余暇に回せる感じです。

 

約1時間の余暇、それを使って皆様のエントリーを拝読し、そして私の駄文を更新するのです。

 

 

という努力が、周囲の人間にも見えているハズなのに、どういうことでしょう。

 

 

「坂津君、ちょっといいかな」

 

「社長、良いか悪いかで言えばすこぶる悪いです。が、本当にちょっとなら何とか」

 

「明日一日、出張に行ってくれんかね」

 

はああぁぁぁぁぁぁああああーーーーっっっ!!???

 

「明日・・・ですか?」

 

「うん、明日。先方にはもう連絡しておいたから」

 

決定事項じゃねぇかぁぁぁぁ―事後承諾ってか事後命令じゃねぇかぁぁぁーー!!

 

「私が抜ける分の仕事はどうなるのでしょうか?」

 

「君なら何とかするだろう?よろしくね」

 

食いしばった歯茎から鮮血を吹き出しながら承諾の頷きを敢行する私。

 

「・・・で、出張先って、どこなんですか?」

 

「よく分からないんだけど、面白そうなところなんで君に見てきてもらいたいんだよ。確か『悪の秘密結社』とか言ったかな」

 

「は?よく分からんて何やコラこのクソ忙しい時にそんな遊びに付き合ってられるかいな!(それは、この状況で明日行く必要があるのでしょうか・・・)」

 

「本音と建前が逆になってるよ?」

 

「は!失礼しました!」

 

「いいけど。とりあえず、お願いしたよ?」

 

「・・・」

 

 

そんなこんなで、私は悪の秘密結社と言うよく分からない会社へ訪問してくることになりました。

この出張の目的は何なのだろうか・・・。

ウチの会社の取引先として営業してこいということか?

 

ともあれ、まずは先方のことを知らなくては何もできない。

 

私は貴重な余暇を使って悪の秘密結社について調べることにしました。

 

 

google先生google先生、“悪の秘密結社”について教えてくださいな~っと」

 

なるほど、表向きは釣具店なのか。

ん?私は釣具屋さんへ何をしに行くというのか・・・

 

悪の組織でも同じ悩みがあるんだな~

一般企業でも採用活動は大変なんですよね。

 

そうそう!最近の若い新入社員との認識のズレってやつ?

あー、悪の組織の人も大変なんだなぁ。

 

うわっ!何このセミナー!私も受けたい!

 

 

ふむふむ、だいたいどんな企業、もとい組織なのかは分かりました。

これは営業で商品を売り込みに行くとか業務提携とかではなくて、単に見学してきて、ウチに有益な仕組みや組織体系を学んで来いって意味だな。

 

仕事に押しつぶされそうな状況に何ら変わりは無いですが、出張先に興味が出てきたのでヤル気にはなりました。

 

あとは目の前の仕事と明日の分の仕事をやっつけて、明日丸一日分の余裕を生み出さなくては・・・。