どうも、坂津です。
自分が経験していないことを経験中の人に、アドバイスするのは難しいです。
まったく泳いだ事が無い人が川岸から、今まさに泳いでいる人に向かってアドバイスなんて出来ないと思います。
泳いでいる人からすれば「陸から何言ってんだよテメーも泳いでから物言えよ」と思うのも当然かもしれません。
だけど、そのアドバイスをよくよく聞いてみてください。
もしかしたら「後ろからワニが!」「この先は滝だよ!」と言ってくれているのかもしれませんよ。
痛い目に遭った後で「だから言ったのに」と言われないよう、周囲の人の声に傾ける耳を持っておいた方が、自分のためですよと。
『受け入れよう 助言 忠告 アドバイス』
もちろん、全く意味の無い騒音も溢れている世の中ですので、ガヤが喚いているだけのときは上手に聞き流すテクニックも必要ですけどね。
私は就職活動をやったことがありません。
聞くところによると就活生というのは内定を獲得するために命を削り日々を戦っているらしいのですが、私にはその苦労が分かりません。
もちろん、ある程度の想像はできますよ?
でも自分で苦労していないので本当の大変さは理解できません。
だから逆に、採用する側になった今、完全に企業視点で物が言えます。
自分はこうだったとか、こんなことを考えていたとか、そんな先入観は無し。
純粋なる採用者として、面接の場に立ちます。
そんな私から、就活真っ最中の方々に言いたい事はたったふたつです。
「怯えないでください」
面接官も人間です。
ちょっとだけ年齢が上なだけで、あなたと大きな違いはありません。
別に凶器を隠し持っていたりするわけではありません。
もしかすると、ちょっと殴れば殺せるかもしれません。
人間と人間が対話していることを忘れないで、必要以上に委縮しないでください。
緊張は仕方ないと思います。
でも怯える必要はありません。
あなたがもし内定を得られないなら、それはあなたのせいではなく、あなたが受けた会社のせいです。
「驕らないでください」
面接官も人間です。
ちょっとだけ年齢が上なだけで、全てのジャンルに長けているわけではありません。
別に面接官みんなが高学歴ということもありません。
もしかすると、知能指数はあなたが数段上かもしれません。
人間と人間が対話していることを忘れないで、必要以上に増長しないでください。
余裕が出るのは仕方ないと思います。
でも驕る必要はありません。
あなたがもし内定を得られないなら、それはあなたが受けた会社のせいではなく、あなたのせいです。
ふたつ、と言いましたが、実際にはどちらかひとつですね。
こんな書き方で伝わるのか自信がありませんが、とにかくすべての就職活動中のみなさんに届けば良いと思います。