どうも、坂津です。
ワインと言えばフランス、と言われていた時代から時は流れ、世界のワイン情勢は大きく変化しています。
そんな中、日本産のワインもかなり認知度を高めてきています。
ドメーヌ・ショオさんが私の中のワイン観を育ててくれました。
オーナーの小林さんが掲げるテーマは「一人で1本飲めるワイン」だそうです。
そしてこだわりポイントは「ダシ感」のある味。
私は小林さんのワインを飲んで、生まれて初めて「味の余韻」を知覚、認識しました。
実際に舌に味が残っているのか、はたまた脳に焼き付いた味の情報が消えないのか判断できないほどに細く長いアフター。
物理的な距離が離れているので気軽に訪問はできませんが、毎年届くワインと同封のお手紙を楽しみにして生きてます。
環境が変わる、仕組みが変わる、ルールが変わる、ツールが変わる、そんな変化を嫌い避ける傾向が自分にあると自覚してから、少し世界が変わりました。
どうしたって「今の延長線」の方が楽なんですよ、実際。
何かが変わるということは自身がそれに対応しなくてはいけなくなるので、本来なら無用のパワーを要求されたような気になって腰が重くなるんです。
なんでそんなことを。
今のままでも良いじゃない。
面倒くさい。
そう思って環境の変化を快く受け入れられなかった過去の私は不幸だったと思います。
そりゃ今もちょっとはあるんですけど。
改善、改良、進化、改革、イノベーションなどなど、私達の身の回りには環境変化を表現するさまざまな言葉があります。
そのどれに対してもまず否定から入る癖、ありませんか?
流行は追いかける、新商品は欲しい、最新の情報は得たい。
なのに業務はずーっと変化無しなんて、有り得ないでしょう。
大げさに言えば今の世の中、昨日の常識は今日の非常識、今日のトレンドは明日のヒストリーです。
そんな情勢で、手段や手法なんて表面上のものは日々変化して当然です。
変化してはいけないのは「なぜそれをするのか」という志だけ。
志は変わらず、その為の方法はいくらでも状況に合わせて変えるべきなのです。
変えていくべき部分と、変えてはいけない部分の線引き。
これがきっちりできるようになると、ちょっぴり世界が変わりますよ。