どうも、坂津です。
明日どんな嘘をつこうか考えるのが楽しくてしかたありません。
嘘をついた人に「嘘つけ」というのはなぜなんでしょうね。
三谷幸喜監督は天才だなとつくづく思います。
面白いものは非常に面白いし、あまり面白いと感じない作品でも「そう来たか」とか「あの伏線がここで」とか、感心する部分が必ずあります。
まぁ逆に、全く面白くなくて、興味を持てる部分がまるでない作品の方が全体的には少ないんでしょうけどね。
私的に三谷監督の一番すごいと思う能力は「当て書き」です。
料理人が素材の味を最も引き出す料理を作るように、スポーツのコーチが選手のポテンシャルを最大限に発揮できるよう調整するように、三谷監督の当て書きは役者の魅力、能力を潜在的な部分まで引きずり出す力を持っているように感じます。
使い方が上手い、一言で言えばそういうことでしょうか。
真田丸でもメインキャストの使い方が非常に上手い。
歴史上の人物の印象と役者の印象がすごく重なるし、観ていて違和感が無い。
口調や言葉遣いで若干の違和感を覚える方もいらっしゃるかも知れませんが、それも含めて私は素晴らしいと思います。
人の使い方が下手な人もいますよね。
叱る、怒るで相手を委縮させるばかりの上司とか。
管理職なんて、どれだけ部下が仕事できるかが自分の成果なのに、部下が仕事をしにくい環境をどんどん作ってる人、結構多いですよ。
自分に無い能力を持った人材をどれだけ自分の影響範囲内で動かすことが出来るかが、上司としての能力と器だと思います。
使うという言葉は、適用される側にとってはあまり良い気分の言葉ではないかもしれませんが、本当に上手に人を使える人に使われてる人は使われてると自覚しないまま使われていると思います。
ややこしいな。
「使われてる感」を感じさせないで人を使い結果を出す、そんな人になりたいですね。